集英社新書<br> 私たちの近現代史―女性とマイノリティの100年

個数:
電子版価格
¥1,078
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

集英社新書
私たちの近現代史―女性とマイノリティの100年

  • 提携先に52冊在庫がございます。(2024年04月29日 04時26分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087213072
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0221

出版社内容情報

1923年9月1日に発生した関東大震災は、東京近郊に大きな被害をもたらしたばかりか、近代日本の精神にも大きな傷跡と罪科を刻み込んだ。
民間人らによる朝鮮人虐殺や憲兵らによる無政府主義者殺害である。
シベリア抑留体験のある父を持ち、ドラマ・映画化された小説『風よ あらしよ』でアナキスト伊藤野枝・大杉栄と、大震災での彼らの殺害を描いた村山由佳、祖父が関東大震災で殺されかけ、家父長制の色濃い在日家庭に育ち、自らも様々な形での差別を経験してきた朴慶南。
ふたりが、戦争と植民地支配、災害と虐殺が日本人社会に与えた影響、そして、いまだ女性やマイノリティへの差別と偏見が根強く残るこの国の100年を語り尽くす。

村山由佳(むらやま ゆか)
1964年、東京都生まれ。
直木賞作家。
著書に『風よ あらしよ』『星々の舟』『ダブル・ファンタジー』『天使の卵』『ある愛の寓話』『放蕩記』『記憶の歳時記』『星屑』『初恋』『二人キリ』など多数。

朴慶南(ぱく きょんなむ)
1950年、鳥取県生まれ。
作家。
著書に『クミヨ!(ユメヨ)』『いつか会える』『ポッカリ月が出ましたら』『命さえ忘れなきゃ』『やさしさという強さ』『あなたが希望です』『私たちは幸せになるために生まれてきた』など。

内容説明

一九二三年九月一日に発生した関東大震災は、大きな被害をもたらしたばかりか、近代日本の精神にも大きな傷跡と罪科を刻み込んだ。民間人らによる朝鮮人虐殺や憲兵らによる無政府主義者殺害である。シベリア抑留体験のある父を持ち、ドラマ・映画化された小説『風よあらしよ』でアナキスト伊藤野枝・大杉栄と、大震災での彼らの殺害を描いた村山由佳、祖父が関東大震災で殺されかけ、家父長制の色濃い在日家庭に育ち、自らも様々な形での差別を経験してきた朴慶南。ふたりが、戦争と植民地支配、災害虐殺が日本社会に与えた影響、そして、いまだ女性やマイノリティへの差別と偏見が根強く残るこの国の一〇〇年を語り尽くす。

目次

序章 女性とマイノリティの近現代史へ―2人の出会い、そして語りたいこと
第1章 朝鮮人虐殺の事実に分け入る
第2章 虐殺はなぜ起こったか―隠された歴史の解明と希望をつなぐ人
第3章 伊藤野枝の恋と闘い―『風よあらしよ』をどう読むか
第4章 痛みを負った人々への想像力―『星々の舟』をどう読むか
第5章 差別の構造を超えて―女性とマイノリティに身を置き換えてみる
第6章 独自の価値を探して―愛と性の自分史を語ろう
終章 想像力のレッスン―物語は他者の「痛み」を伝える

著者等紹介

村山由佳[ムラヤマユカ]
1964年、東京都生まれ。作家

朴慶南[パクキョンナム]
1950年、鳥取県生まれ。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

34
女生とマイノリティについての100年を語り尽くしています。未だに残る差別や偏見はジェンダー論へと通じるものがあると思いました。女性として考えさせられる歴史対談でした。2024/04/08

どら猫さとっち

5
「風よあらしよ」などの直木賞作家と、在日家庭に育ち社会を見つめてきた作家が語る、近現代史100年。関東大震災から、朝鮮人虐殺や戦争、ヘイト発言と差別など、その醜悪さは100年経った今も消えることはない。その歴史の記憶や記録から想像力を生む糧にするための言葉、そして思想。今私たちが考えなければならないことが、すべてこの一冊にある。2024/03/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21834866
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。