内容説明
『天皇家と卑弥呼の系図』以来、十数冊の著作で古代史の謎を解明してきた著者が、諸研究家の論考や異説を比較・検討し、新しい情報を加えて、古代日本の通史を完成。『記・紀』編集の秘められた目的を問う。
目次
第1章 ヤポネシアの原住民と縄文文化
第2章 多様な文化の到来
第3章 弥生文化と邪馬台国
第4章 日本神話の世界
第5章 神武東征と大和王朝
第6章 天日矛伝承の意味するもの
第7章 初期大和王朝の展開
第8章 応神王朝時代の倭国
第9章 飛鳥王朝の成立と東アジアの情勢
第10章 日本国の誕生と政界の混乱
著者等紹介
沢田洋太郎[サワダヨウタロウ]
1927年東京に生まれる。1951年東京大学法学部政治学科卒業。同年都立江戸川高校社会科教諭を初めとして高校教師を勤め、1982年都立大学付属高校教頭にて退職。以後、執筆活動にいそしむ
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