中公文庫<br> 文庫の読書

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中公文庫
文庫の読書

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122073487
  • NDC分類 019
  • Cコード C1195

出版社内容情報

読み終えたあと、柔らかくなった紙の感触もいい。読んだ。確かに読んだ。しっかり読んだ。そんな気持ちになる。それが文庫だ――。文庫愛好歴六〇年の著者が読んで書いた文庫をめぐるエッセイを厳選。文庫オリジナル編集で贈る、文庫愛読者のための文庫案内全一〇〇冊。

内容説明

読み終えたあと、柔らかくなった紙の感触もいい。読んだ。確かに読んだ、しっかり読んだ。そんな気持ちになる。それが文庫だ―。文庫愛好歴六〇年の現代詩作家が読んで書いた文庫をめぐるエッセイを自ら厳選。文庫オリジナル編集で贈る、文庫愛読者のための文庫案内全一〇〇冊。

目次

1(畳の上の恋―尾崎紅葉『多情多恨』;子どもの思い出―国木田独歩『運命』;集落の相貌―田山花袋『田舎教師』 ほか)
2(幸福の眼―プーシキン『オネーギン』;消えていくこと―ゴンチャロフ『平凡物語』;湖―シュトルム『みずうみ/三色すみれ/人形使いのポーレ』 ほか)
3(旅―関根慶子『新版 更級日記 全訳注』;黄金期の詩境―『江戸漢詩選』;雨の中の道―足立巻一『やちまた』 ほか)

著者等紹介

荒川洋治[アラカワヨウジ]
1949(昭和24)年、福井県生まれ。現代詩作家。早稲田大学第一文学部文芸科を卒業。75年の詩集『水駅』でH氏賞を受賞。『渡世』で高見順賞、『空中の茱萸』で読売文学賞、『心理』で萩原朔太郎賞、『北山十八間戸』で鮎川信夫賞、評論集『文芸時評という感想』で小林秀雄賞、『過去をもつ人』で毎日出版文化賞書評賞を受賞。17年より、川端康成文学賞選考委員。19年、恩賜賞・日本芸術院賞を受賞。日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

96
詩人の荒川さんが様々なメディアに発表した文庫本の解説などをまとめたものです。分野はⅠ日本の小説Ⅱ海外の小説Ⅲ古典、評伝、詩歌、、批評、随想というジャンルに分けられていて全部で100冊です。しかも著者は重ならにようにしたとのことで工夫されています。結構私は読んだ本があるのですが足立巻一さんの「やちまた」とジョージ・オーウェルのエッセイを読みたくなりました。2023/07/07

tamami

53
荒川洋治さんは好きな作家の一人。本業?は詩人ということなのだが、自分が読むのは専ら評論や書評の類い。本冊は、そんな評論や書評の類いの中から、文庫になった物だけをまとめたもの。同じ作家の作品は取り上げないということで、全100冊、百人以上の著者が俎上に上る。未知の作家や作品も多く紹介され、作家の代表作と言われる作品の、表現の襞にまで踏み込んだ評語を読み進めることで、新たな文学との出会いに誘われる。作家の生没年が記されているが、自分よりも歳若くして亡くなっている人が多く、時に粛然とした不思議な思いに囚われる。2023/10/18

阿部義彦

23
中公文庫創刊50周年記念企画にして、文庫オリジナルでございます。1973年6月創刊という事は、私が中学の頃ですか。当時は多分敬遠してた様な気がします、その頃は新潮や講談社文庫の星新一にハマっていましたね。しかし歳を取ったせいか、ブックオフでは中公文庫を見るのが楽しいのです。今も昔も硬派なイメージですね。詩人の荒川洋治さんの案内の元、文庫で読める古今東西の名作達を訪れます。何よりも邪魔にならない文庫は魅力がいっぱい。昔は二、三百円で手軽に買えたイメージがあったけど今は千円超えも当たり前。光陰矢の如し!2023/12/26

meditation

10
文庫100冊の読書案内。どれも切り口がユニーク。雑学ネタも面白い。いつか読みたい本のリストがどんどん増えていくよ――。困った、困った・・・(^_^;)2023/09/30

オールド・ボリシェビク

8
詩人(本人は現代詩作家という呼称が気に入っているのか)による書評を集めた一冊。文庫に特化していて、あんばいの良い良いブックガイドになっている。ほぼ、今でも入手可能なものばかり。変なドーダ的な突っ張りもなく、うまい具合に枯れたガイドになっているのである。読んでいて、面白そうな文庫だなあ、読みたいなあと思わせてくれる。こういう本こそが良質なブックガイドなのだ。 2023/05/10

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