出版社内容情報
道路に隠された歴史的な背景や文化、国道や高速道路、橋やトンネル、交通の最新システムまで!
内容説明
道路をたどれば、歴史と文化が見えてくる!毎日、何気なく歩き、使っている「道路」は古来、人を運び、物資を運び、文化をも運んできた。道路を切り口に日本を旅する!
目次
第1章 道路の不思議―何のために道路はあるのか(「道路」っていったい何だろう?;自動車が通行できない国道がある!? ほか)
第2章 道路の歴史―明治から現在まで(日本の道路整備が遅れた理由とは?;乗物の歴史―徒歩から馬車、そして自動車へ ほか)
第3章 道路が伝える歴史と文化(古代の道の始まり;すべての道は畿内に通ず ほか)
第4章 道路にまつわる雑学と疑問(直轄国道と補助国道とは;国道は、どっちが起点でどっちが終点か? ほか)
第5章 進化を続ける日本の道路(交通渋滞による時間損失は年間38億時間;渋滞はどうすれば解消できるのか? ほか)
著者等紹介
浅井建爾[アサイケンジ]
地理・地図研究家、日本地図学会会員。青年時代に自転車で日本一周を走破して以来、地図や地名とともに道路にも関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
55
それなりに面白いのだけど多分に一般向けでマニアにはちょっと物足りない。2017/05/29
Tadashi_N
12
道路は生活に欠かせない存在。2024/03/20
やす
3
道路についての普通の人にとってはどうでもいいような雑学がたっぷり。この手の本の中ではかなり読みやすくよくできた本だと思う。おもしろかった。2018/08/23
K
2
(2015,685.21)やはりこの手の地理ものは、自分の知っているとこがどれだけあるかにかかっている。その点から行くと、奥州街道はあるけれど、羽州街道はなくて東北は手薄。だけど、国道の起点と終点の話、農道の種類、峠や道路標識(左が近くて右が遠い)など、道路それ自体の雑学も面白くい。古いから「東京五輪までには・・」とかあると、それはどうなったのかななど思う。2023/06/17
アセロラ
2
道路に関する様々な知識が書いてあります。外出時に道路や道路標識をキョロキョロ見ながら歩いては、これは国道だ!都道府県道だ!なんて思うようになりました。方向音痴なので、道路のおかげで目的地に出かけて、家まで帰れます。道路やその関係者、歴史にも、感謝の気持ちが芽生えました。2018/09/09