クラシック偽作・疑作大全

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クラシック偽作・疑作大全

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  • サイズ 46判/ページ数 194p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787274465
  • NDC分類 762.3
  • Cコード C0073

出版社内容情報

大作曲家が作曲したとされている作品のなかには、実は偽作と疑作が多数紛れ込んでいる。

ハイドンの『おもちゃの交響曲』「セレナード」、バッハの「メヌエット ト長調」、ヴィヴァルディの「忠実な羊飼い」、カッチーニの「アヴェ・マリア」、ベートーヴェンの『イエナ交響曲』……。



これらの楽曲は偽作あるいは疑作といわれている。偽作とは、その曲の作曲家とされている人物とは別に真の作曲家がいることが判明している作品、疑作は真の作曲家が別にいることが疑われている作品のことをいう。しかし、真作ではないから曲がつまらないというわけではない。先入観なしに耳を傾ければ、感動を覚えるような掘り出し物にきっと出合えるだろう。



これまでまとまった資料がなく、各作曲家の全作品事典や個人のウェブサイトなどに散在していた偽作・疑作の情報の断片をまとめ上げ、貴重な音源情報も網羅した初のガイドブック。クラシックファン必読!



【目次】

第1章 カッチーニからペルゴレージまで

第2章 ハイドンの偽作?

第3章 モーツァルトにもあった!

第4章 ベートーヴェン以後の偽作と疑作

内容説明

これまでまとまった資料が存在せず、各作曲家の全作品事典や個人のウェブサイトなどに散在していた偽作と疑作についての情報の断片をまとめ上げ、貴重な音源情報も網羅した初の偽作・疑作ガイドブック。

目次

第1章 カッチーニからペルゴレージまで(『カッチーニのアヴェ・マリア』;オラツィオ・ベネヴォリの『53声のミサ曲』 ほか)
第2章 ハイドン、高い人気、多い偽作(『おもちゃの交響曲』;ディヴェルティメント ほか)
第3章 モーツァルト、早すぎる死、多すぎる疑作(交響曲;協奏交響曲 ほか)
第4章 ベートーヴェン以後(ベートーヴェン1:交響曲;ベートーヴェン2:ピアノ三重奏曲 ほか)

著者等紹介

近藤健児[コンドウケンジ]
1962年、愛知県生まれ。中京大学経済学部教授。専攻は国際経済学

久保健[クボタケシ]
1959年、山口県生まれ。佛教大学大学院文学研究科修士課程修了。バッハ愛聴家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

101
偽作や疑作の珍しくない美術界では関連本も多いが、クラシック音楽でも同じだった。著作権も情報もない時代、他人の曲を著名作曲家の名で出す例があったとはモーツァルトの伝記で知っていたが、これほど数多いとは。文学では大作家の作品でも駄作凡作は読まれなくなるが、音楽においてはブランド名が強いだけでなく実際に優れた作品が実は専門家すら欺く偽作だったのだ。本書でも「名曲だが」とか「魅力はある」といった記述があり、数少ない録音やyoutubeで聴ける音源が必ず付記されている。有名な偽作を集めたコンサートがあれば面白いか。2023/03/25

中玉ケビン砂糖

60
「○○大全」と銘打つ本は大概が並々ならぬ偏執の感じられる奇書珍書が多いが、これはその中でもかなりの「労作」だ。音楽本は出典がいささか怪しかったり情報がアバウトなのが常だが、クラシックにおいてもそれは免れえなかった(むしろ日常茶飯)。そらそうだ、300年以上前に書かれた写譜の真贋なんてどうやって確かめるというのかという話である。誰もがフレーズを知っている『トッカータとフーガ ニ短調』(バッハ)や『メヌエット』(モーツァルト)などは偽作の代表格。メンデルスゾーンが2022/09/18

コチ吉

9
偽作・疑作の類がベートーヴェン以降格段に減ったのは十分に頷ける話である。それだけにそれ以前の作曲家達が、ある自作に愛着を持っていたという話を聞くと、なぜかとても切ない気持ちになる。私はモーツァルトの管楽器のための協奏交響曲が疑作という説を耳にするたびに、著者同様、ではこれほどの曲をいったい誰が書いたのだろうと思う。2023/03/04

沖縄電鉄社長

2
「アルビノーニのアダージョ」、「カッチーニのアヴェ・マリア」「バッハのメヌエット」といった、他者が作曲したことがわかっている作品や、バッハの有名な「トッカータとフーガ ニ短調」のようにその作曲者の作品か論争になっている作品を紹介。2022/09/10

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