出版社内容情報
英米を中心とする現代の批評理論をカバーし、主要な批評家の思想と方法を分かり易く記述した本邦初の集大成。各巻とも参考文献、用語解説付。
内容説明
精神分析学、マルクス主義、フェミニズム及び現代批評の背景と伝統派の立場などを批評家別にその思想と方法を易しく記述する。
目次
1 精神分析学(相互交渉批評―ノーマン・ホランド;主観批評―異端のパラダイム―デイヴィッド・ブライヒ)
2 マルキシズム(20世紀思想のモデルを超えて―フレドリック・ジェイムソン;始まりと終わりの眺望―エドワード・W.サイード;科学的認識からの革命批評―テリー・イーグルトン)
3 フェミニズム(解放への解釈―ショーウォーター、ギルバート、グーバー)
4 現代批評の伝統(隠れ神学―ポスト構造主義の背景;英国伝統派の立場―ルイス、ガードナー、ベイリー、ロブソン)