出版社内容情報
盤鬼・平林が話題のCDから100枚、SACDから50枚を厳選。初期LPからのCD制作体験を生かした「LP復刻奮戦記」はフルトヴェングラー・ファン必読、初期LPレーベル別周波数特性表付き。心を揺さぶられる演奏に賛辞を惜しまない好適なガイド。
第1章 CD100選
1盤 熟しきった響き
ベートーヴェン『交響曲第二番』
クルト・ザンデルリンク指揮、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
2盤 本当に個性的なバッハ
J・S・バッハ『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)』(全六曲)
天満敦子(ヴァイオリン)
3盤 ステレオで再登場
R・シュトラウス『交響詩「死と変容」作品二四』『交響詩「ドン・ファン」作品二〇』ほか
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮、パリ音楽院管弦楽団
4盤 火の粉が飛び散るような
ドヴォルザーク『交響曲第九番「新世界より」』
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮、NBC交響楽団
5盤 途方に暮れるすばらしさ
ヴィヴァルディ『協奏曲集「四季」』
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)指揮、セント・ルークス室内管弦楽団
6盤 歴史的事件
モーツァルト『ピアノ協奏曲第二十一番K.467 』『ピアノ協奏曲第二十四番K.491 』
クリフォード・カーゾン(ピアノ)、ラファエル・クーベリック指揮、バイエルン放送交響楽団
7盤 香るような響き
『セルジュ・チェリビダッケの思い出(メモリア>
12盤 土俗的迫力
外山雄三『管弦楽のためのラプソディ』
井上喜惟指揮、アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団
13盤 幸せな気分になる
ドヴォルザーク『交響曲第八番』
カレル・アンチェル指揮、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
14盤 あまりにもまぶしい輝き
ベートーヴェン『ディアベッリの主題による三十三の変奏曲』
ピオトル・アンデジェフスキ(ピアノ)
15盤 人柄を思わせるような編曲
シューベルト(近衛秀麿編曲)『大交響曲ハ長調』(弦楽五重奏曲ハ長調作品一六三)、J・S・バッハ『管弦楽組曲』(マーラー編)
高関健指揮、群馬交響楽団
16盤 心にひっかかる小品
『ひまわりの海――セヴラック:ピアノ作品集』
セヴラック『大地の歌』ほか
舘野泉(ピアノ)
17盤 謙虚さと新鮮さの結実
ブラームス『交響曲全集』(『第一番』―『第四番』)
パーヴォ・ベルグルンド指揮、ヨーロッパ室内管弦楽団
18盤 晩秋にそよぐ寂しい風
メンデルスゾーン『無言歌集』
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
19盤 美麗な音
プロコフィエフ『ヴァイオリン協奏曲第一番』『ヴァめの音楽』『五つのハンガリー・スケッチ』
フリッツ・ライナー指揮、シカゴ交響楽団
25盤 凝りをほぐしてくれるようなピアノ
『アファナシエフ・プレイズ・ベートーヴェンⅡ』(『ピアノ協奏曲第一番』『ピアノ協奏曲第二番』『ピアノ協奏曲第四番』)
ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)、ユベール・スダーン指揮、ザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団
26盤 サティやドビュッシーに匹敵するピアノ曲
『星のどうぶつたち』
田中カレン『子どものためのピアノ曲集「星のどうぶつたち」』
『光のこどもたち』
田中カレン『子どものためのピアノ小品集「光のこどもたち」』
仲道郁代(ピアノ)
27盤 音のよさにびっくり
『モントゥー・コンダクツ・チャイコフイスキー』
チャイコフスキー『幻想序曲「ロメオとジュリエット」』『ピアノ協奏曲第一番』『交響曲第五番』
ピエール・モントゥー指揮、ロンドン交響楽団、ジョン・オグドン(ピアノ)
28盤 ピンと立った音
モーツァルト『ヴァイオリン協奏曲第五番イ長調K.219「トルコ風」』『ファゴット協奏曲変ロ長調K.191 』『交響曲第三十九番変ホ長調K.543 』
斎藤秀雄r>ショパン『ピアノと管弦楽のための作品全集』
クン=ウー・パイク(ピアノ)、アントニー・ヴィット指揮、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
35盤 日本を代表する作曲家
伊福部昭『シンフォニア・タプカーラ』ほか
ドミトリー・ヤブロンスキー指揮、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団ほか
36盤 苦節四十年
『トゥー・ハンズ』
レオン・フライシャー(ピアノ)、セルジウ・コミッシオーナ指揮、ボルティモア交響楽団
37盤 スピーディーな運び
『ヴィヴァーチェ』
鍵冨弦太郎(ヴァイオリン)、菊地裕介(ピアノ)
38盤 最高のアンサンブル
ベートーヴェン『チェロとピアノのための作品全集』
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)、エードリアン・ブレンデル(チェロ)
39盤 一気に引きずり込まれる
『ホロヴィッツ・カーネギー・ホール・ライヴ一九七五』
ヴラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ)
40盤 奇想天外なライヴ
『別府アルゲリッチ音楽祭ライヴ'98~'99』
イヴリー・ギトリス(ヴァイオリン )、マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
41盤 最高の音質でよみがえる
『ムラヴィンスキー・指揮、ロサンゼルス室内管弦楽団
46盤 天から舞い降りてきたような優雅さ
モーツァルト『ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲K.364』ほか
アルバート・サモンズ(ヴァイオリン)、ライオネル・ターティス(ヴィオラ)、ハミルトン・ハーティ指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
47盤 伴奏が物を言う
ブラームス『ピアノ協奏曲第二番』、ラヴェル『ピアノ協奏曲』
伊藤恵(ピアノ)、ジャン・フルネ指揮、東京都交響楽団
48盤 整理された純白な音色
シューベルト『交響曲全集』(『第一番』―『第六番』『第八番』『第九番』)
ユーディ・メニューイン指揮、シンフォニア・ヴァルソヴィア
49盤 アルゲリッチの新境地
ベートーヴェン『ピアノ協奏曲第二番』『ピアノ協奏曲第三番』
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、クラウディオ・アバド指揮、マーラー・チェンバー・オーケストラ
50盤 超絶技巧
『ソレンコワ・リサイタル』
アラ・ソレンコワ(ソプラノ)、エフゲニー・カンゲル(ピアノ)、グレゴリー・ストリヤロフ指揮、モスクワ・ラジオ交響楽団、キリル・コンドラシン指揮、ボリショイ劇場管弦楽団
51
57盤 考えを改める
ベートーヴェン『ピアノ三重奏曲第五番「幽霊」』『ピアノ三重奏曲第七番「大公」』
アリスタ・トリオ
58盤 期待をはるかに上回る
ベートーヴェン『交響曲第五番』『交響曲第七番』
ヴァーツラフ・ノイマン指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
59盤 得難い個性
シベリウス『交響曲第二番』ほか
朝比奈隆指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団
60盤 不思議と心が揺さぶられる
『ジャパニーズ・チルドレンズ・ソング、ヴァイオリン&チェロ――ああ文部省唱歌』
江口有香( ヴァイオリン )、江口心一(チェロ )
61盤 超個性的
ベートーヴェン『ピアノ協奏曲第五番「皇帝」』『ピアノ・ソナタ第五番』
エリック・ハイドシェック(ピアノ)、ジャン=ジャック・ヴェルネル指揮、レオン・バルザン管弦楽団
62盤 異彩を放つ
ムソルグスキー『交響詩「はげ山の一夜」』(リムスキー=コルサコフ、レイボヴィッツ編)、『組曲「展覧会の絵」』(ラヴェル編)
ルネ・レイボヴィッツ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
63盤 いま聴いても新鮮
モーツァルト『ポストホルン・セレあふれる
モーツァルト『ピアノ協奏曲第十二番 K.414』『ピアノ協奏曲第二十一番 K.467』『ピアノ協奏曲第二十三番K.488』
ファジル・サイ(ピアノ)、ハワード・グリフィス指揮、チューリヒ室内管弦楽団
69盤 エネルギー感にあふれる
メンデルスゾーン『真夏の夜の夢』ほか
ヴァーツラフ・スメターチェク指揮、プラハ交響楽団
70盤 すごい響き
ブラームス『交響曲第一番』
カレル・アンチェル指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
71盤 尋常ならざる演奏
ラウタヴァーラ『アポテオーシス』、チャイコフスキー『交響曲第六番「悲愴」』
ミッコ・フランク指揮、スウェーデン放送交響楽団
72盤 予想もしない面白さ
『展覧会の絵――超絶のチェロ・コン軍団』
ラハティ交響楽団低弦アンサンブル
73盤 伝統の強み
『マリアのワルツ/ウィーンの舞踏音楽』
ウィリー・ボスコフスキー(ヴァイオリン)指揮、ボスコフスキー・アンサンブル
74盤 陶酔の森
ショーソン『ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲』『チェロとピアノのための小品作品三九』
レジス・パスキエ、ロラン・ガドレイユ、ジュヌ盤 生々しさが刻まれている
ショスタコーヴィチ『ヴァイオリン協奏曲第一番』、チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲』
渡辺玲子(ヴァイオリン)、アレクサンドル・ドミトリエフ指揮、サンクトペテルブルグ交響楽団
80盤 豊かな音色
『ラローチャ・プレイズ・グラナドス』
アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)
81盤 なかなかの逸品
黛敏郎『バレエ音楽「舞楽」』『曼荼羅交響曲』ほか
湯浅卓雄指揮、ニュージーランド交響楽団
82盤 詩情豊かに謳う
リスト『泉のほとり』ほか
大井和郎(ピアノ)
83盤 極大なスケール
『ベルリン・フィルハーモニーのクレンペラー』
オットー・クレンペラー指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
84盤 至純な響き
『ティントナー・メモリアル・エディション第一巻』
モーツァルト『交響曲第三十一番「パリ」』ほか
ゲオルク・ティントナー指揮、シンフォニー・ノヴァ・スコシア
85盤 白の雰囲気
『バラード』
ショパン『バラード全曲』ほか
ダニエル・ベン・ピエナール(ピアノ)
86盤 磨きに磨かれた音
ベートーヴェン『ピアノ協奏曲全集』(『ットー・クレンペラー指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
92盤 徹頭徹尾モーツァルト風
ベートーヴェン『ピアノ協奏曲第四番』ほか
リリー・クラウス(ピアノ)、ヴィクトル・デザルツェンス指揮、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
93盤 幻の音源
ビゼー『歌劇「カルメン」』
ブルーノ・ザイトラー=ヴィンクラー指揮、グラモフォン管弦楽団、宮廷合唱団、エミー・デスティン(カルメン)、カール・イェルン(ドン・ホセ)、ヘルマン・バハマン(エスカミーリョ)、ミニー・ナスト(ミカエラ)ほか
94盤 味なオヤジたち
ブラームス『ヴァイオリン・ソナタ全集(『第一番』―『第三番』)』ほか
古澤巌(ヴァイオリン)、高橋悠治(ピアノ)
95盤 見事な溶け具合
モーツァルト『ピアノとヴァイオリンのためのソナタ集』(『第三十三番』『第二十七番』『第二十八番』『第四十二番』)
内田光子(ピアノ)、マーク・スタインバーグ(ヴァイオリン)
96盤 情趣たっぷりのワルツ集
『ワルツの帝国』(シュトラウスⅠ&Ⅱ、ツェラー、バイヤー、ファールバッハ、ワルトトイフェル、コムツァーク、リンケ、イヴァノヴィチ)
マレアニア室内管弦楽団
第2章 SACD50選
1盤 メロディアのフルトヴェングラーの決定盤
『ヴィルヘルム・フルトヴェングラー・グレート・パフォーマンシズ一九四二―一九四四』
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ほか
2盤 繊細極まる美しさ
ベートーヴェン『ヴァイオリン協奏曲ニ長調』、メンデルスゾーン『ヴァイオリン協奏曲ホ短調』
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮、オルケストル・レヴォリュショネール・エ・ロマンティーク
3盤 最新録音かと勘違いする
『シャブリエ名曲集』
ポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団
4盤 ほれぼれするような柔らかさ
ブルックナー『交響曲第七番』
ハインツ・レーグナー指揮、ベルリン放送交響楽団
5盤 面白い試み
マーラー『交響曲第八番「千人の交響曲」』
ラファエル・クーベリック指揮、バイエルン放送交響楽団、同合唱団ほか
6盤 みずみずしい響きに浸る
ワーグナー『管弦楽曲集Ⅰ』(『楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕前奏曲』ほか
三番「スコットランド」』『真夏の夜の夢』(抜粋)
ペーター・マーク指揮、ロンドン交響楽団
13盤 器の大きい音楽
モーツァルト『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』ほか
シャーンドル・ヴェーグ指揮、ザルツブルグ・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ
14盤 腰を抜かさんばかりに驚く
メンデルスゾーン『交響曲第四番「イタリア」』ほか
ジョージ・セル指揮、クリーヴランド管弦楽団
15盤 SACDでショックを受ける
ベートーヴェン『交響曲全集』(『第一番』―『第九番』)
ヘルベルト・ケーゲル指揮、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、ライプツィヒ放送合唱団、ベルリン放送合唱団ほか
16盤 やさしく耳を包む
『印象』
ドビュッシー『月の光』『アラベスク第一番』『アラベスク第二番』ほか
三浦友理枝(ピアノ)
17盤 調和した響き
ヴィヴァルディ『協奏曲集作品四「ラ・ストラヴァガンツァ」』
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)、アルテ・デイ・スオナトーリ
18盤 ますます好きになる
ドヴォルザーク『スラヴ舞曲作品四六全曲』『スラヴ舞曲作品七二全曲』
ジョージ・セル指
24盤 若さあふれる快演
ベートーヴェン『チェロ・ソナタ全集&変奏曲集』
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)、デヤン・ラツィック(ピアノ)
25盤 奥の深い音
ショスタコーヴィチ『交響曲第五番』
クルト・ザンデルリンク指揮、ベルリン交響楽団
26盤 注目に値する独自な演奏
ベートーヴェン『ピアノ・ソナタ第十四番「月光」』『ピアノ・ソナタ第四番』『ピアノ・ソナタ第八番「悲愴」』
児玉麻里(ピアノ)
27盤 スタジオでもこの燃え上がり
ドヴォルザーク『交響曲第九番「新世界より」』
レナード・バーンスタイン指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック
28盤 聴き応えのある渋さ
ショスタコーヴィチ『ヴァイオリン協奏曲第一番』『「ムツェンス郡のマクベス夫人」組曲』(コンロン編)
ヴラディミール・スピヴァコフ(ヴァイオリン)、ジェームズ・コンロン指揮、ケルン・ギュルツェニヒ・フィルハーモニー管弦楽団
29盤 これぞ、オーケストラ!
チャイコフスキー『交響曲第五番』『「くるみ割り人形」組曲』
小林研一郎指揮、アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
30盤 よく書けている「冥王>36盤 体が震えてくる
シベリウス『交響曲第二番』『交響曲第七番』ほか
37盤 鍛えられたアンサンブル
デュリュフレ『レクイエム』
ピーター・ダイクストラ指揮、ジェンツ
38盤 がっぷり四つに組んだスリリングさ
ヴィヴァルディ『協奏曲集「四季」』『二つのヴァイオリンのための協奏曲RV.514、509、517、512』
アイザック・スターン、ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)、エルサレム・ミュージック・センター室内管弦楽団、ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団のメンバー
39盤 あくまで、まろやか、しなやか
ブラームス『ヴァイオリン協奏曲』、ストラヴィンスキー『ヴァイオリン協奏曲』
ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)、ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団
40盤 気持ちよくなるアルバム
『コラール』
アンサンブル・プラネタ
41盤 まさに、SACDならではの全集
J・S・バッハ『オルガン曲全集』
ハンス・ファギウス(オルガン)
42盤 多士済々
『指揮者によるバッハ編曲集』
レナード・スラットキン指揮、BBC交響楽団
43盤 豊麗、豪華絢爛
クト・ペテルブルグ室内合唱団
48盤 至高の演奏
『ブルックナー交響曲選集一九九六―二〇〇一』
ギュンター・ヴァント指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
49盤 感じたままを表現
ショパン『バラード集』(『第一番』―『第四番』)、『スケルツォ集』(『第一番』―『第四番』)
清水和音(ピアノ)
50盤 若々しく張りがある
ハチャトゥリアン『ヴァイオリン協奏曲』、プロコフィエフ『ヴァイオリン協奏曲第一番』、グラズノフ『ヴァイオリン協奏曲』
ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)、ヤコフ・クライツベルク指揮、ロシア・ナショナル管弦楽団
■コラム
column 1 首都圏でも通販利用者が増えている?
column 2 なぜ横並びなのか?
column 3 そんなにクネクネして弾かないで
column 4 復刻盤レーベル、大量消滅の危機か?
column 5 最近のオーケストラの録音について
column 6 ノリントンの言葉
column 7 SACDの快楽
column 8 季刊「クラシックプレス」のこと
column 9 LP復刻奮戦記
あとがき
内容説明
盤鬼・平林が話題のCDから100枚、SACDから50枚を厳選。初期LPからのCD制作体験を生かした「LP復刻奮戦記」はフルトヴェングラー・ファン必読、初期LPのレーベル別周波数特性表付き。
目次
第1章 CD100選(熟しきった響き―ベートーヴェン『交響曲第二番』;本当に個性的なバッハ―J・S・バッハ『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)』(全六曲)
ステレオで再登場―R・シュトラウス『交響詩「死と変容」作品二四』『交響詩「ドン・ファン」作品二〇』ほか
火の粉が飛び散るような―ドヴォルザーク『交響曲第九番「新世界より」』 ほか)
第2章 SACD50選(メロディアのフルトヴェングラーの決定盤―『ヴィルヘルム・フルトヴェングラー・グレート・パフォーマンシズ一九四二‐一九四四』;繊細極まる美しさ―ベートーヴェン『ヴァイオリン協奏曲ニ長調』、メンデルスゾーン『ヴァイオリン協奏曲ホ短調』;最新録音かと勘違いする―『シャブリエ名曲集』;ほれぼれするような柔らかさ―ブルックナー『交響曲第七番』 ほか)
著者等紹介
平林直哉[ヒラバヤシナオヤ]
1958年、鳥取県生まれ。音楽評論家、元・季刊「クラシックプレス」編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 理工系物理学の基礎 力学