内容説明
部屋を借りる、落ち着ける環境で安全に暮らす。これらは、当たり前のこととして考えられがちだが、万人に保障されているとは言い難い。LGBTQ、DV被害女性、外国籍者、精神障害者、若者、中・高年単身女性と住まいをめぐる現状や課題を取り上げ、さらに居住支援や住まいの平等に取り組むNPOと企業の活動を紹介する。住む権利/住まいの権利をマイノリティの視点から考える入門書。
目次
第1章 セクシュアルマイノリティの生活困窮と居住支援―LGBTハウジングファースト実践の考察を通して
第2章 DV被害女性への居住支援
第3章 困窮する外国籍者と住まい―「生きていけない」難民認定申請者・仮放免者居住支援の現場から
第4章 精神障害がある人の居住支援―支援機関と不動産会社の協働に基づく実践事例から
第5章 若者の居住と離家の支援―家を離れる前と後を支える
第6章 中・高年単身女性の居住問題
第7章 ホームレス支援における「個室シェルター」の意義―Homedoorの活動実践から
第8章 民間のセーフティネットをつくる―FRIENDLY DOORの取り組み
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
モロヘイヤ
1
LGBTや外国籍者、DV被害者、精神障害者などが入居拒否や保証人問題に直面し、「住む権利」が十分に保障されていない現状が示される。また、支援団体や不動産の取り組みも紹介し、住まいを権利として捉え直す必要性と今後の課題を提示している。 色々な 「住宅弱者」のことがよくわかった。「住む権利」という考えは知らなかった。また、(住宅問題だけではないが)国や自治体だけでは、どうしようもない状況であることを改めて感じた。支援団体の方々は、情熱や信念を持って取り組まれており、素晴らしいと思う。2026/05/01
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