- ホーム
- > 和書
- > ビジネス
- > ビジネス教養
- > インターネットビジネス
内容説明
検索エンジン・Googleというメディアはどのように日常化し、介在が意識されないインフラへ変容したのか。1990年代から2020年までのSEO=検索エンジン最適化をめぐる言説の歴史を分析し、デジタル・プラットフォームの権力構造を捉え直す試み。
目次
第1章 検索エンジンの日常化を問う
第2章 プラットフォームとは何か
第3章 検索エンジン・アルゴリズムの確立―SEO前史(一九九三‐二〇〇五年)
第4章 SEOによるアルゴリズム変容の全体像―二〇〇六年から二〇年までの通時的分析
第5章 並列するSEO―複数検索エンジンへの対応(二〇〇六‐一〇年)
第6章 中心化するSEO―グーグルによる秩序化(二〇一一‐一四年)
第7章 脱中心化するSEO―モバイルによる秩序の揺らぎ(二〇一五‐二〇年)
第8章 検索エンジン・アルゴリズムの「権力」を問い直す
著者等紹介
宇田川敦史[ウダガワアツシ]
1977年、東京都生まれ。武蔵大学社会学部メディア社会学科准教授。東京大学大学院学際情報学府博士後期課程修了。博士(学際情報学)。京都大学総合人間学部卒。複数のIT企業でウェブ開発、デジタル・マーケティング、SEO、UXデザインなどに従事したのち現職。専攻はメディア論、メディア・リテラシー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
検索エンジン アルゴリズムの変容 プラットフォームはインフラ コミュニケーションの媒介 ランキングによる管理 制御 アルゴリズムのブラックボックス化 SEO前史 Web黎明期 サーフィンからサーチへ ロボット型検索エンジン ウェブディレクトリ Yahoo ポータルサイト インターネットの門 裁き手としてのGoogle ホワイトハット 正当なSEO ブラックハット 不正なSEO 低品質コンテンツ排除 計算論的選択と意味論的選択 プロンプトエンジニアリング モバイルファーストインデックス アルゴリズムの権力2025/04/20
ゼロ投資大学
1
SEOはGoogleを攻略することと同義である。Googleは「Googleが掲げる10の事実」という考え方を発信しており、ユーザーファーストのコンテンツ作りを応援している。多くの人が扱うデバイスがスマートフォンに移行したこともあり、モバイルファーストも押さえておきたいポイントである。2025/04/19