内容説明
進展著しい激動の生成Alについて、原理的な強み・弱点から各界での多様な活用例、著作権をはじめとする法的課題などの主要な論点を凝縮し、多くの図版を用いてレクチャーする。生成AIの原理・応用・課題を、第一線の専門家たちからコンパクトに学べる一冊。
目次
第1部 生成AIの原理と課題(大規模言語モデルを研究する基盤―LLM-jp;NICTのLLMとその周辺)
第2部 生成AIの利活用(生成AIの活用と懸念に対する対策;言語生成AIの弱点―なぜChatGPTは計算が苦手なのか;画像生成AIとその利活用;生成AIとマンガ制作―制作における生成AIのリアル:2023年夏;画像生成AIを用いたブランドの創出;生成AIと日本古典籍)
第3部 生成AIと法(LLMの法的課題;生成AIと著作権;生成AIにおける法的推論への適応限界)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
izw
6
2023/9/14(木)に日本学術会議講堂で開催された公開シンポジウム「生成AIの課題と今後」の講演内容を書籍化したものである。AIの進化は急速で、講演時点でも古くなっているものもあるくらいなのに、時間をかけて書籍化する価値があるのかと迷われたが、生成AIを活用して出版までの期間を短縮すること、シンポジウム後の展開も補足する形で、書籍化された。刊行が2024/5/29と、半年以上かかっている。第4章に「ChatGPTは算数が苦手」とあるが、それはもう克服されているようだ。2024/09/30
メガネ3号
0
読みやすかった。特に画像生成AIのパートが面白かった。2024/07/26
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