出版社内容情報
子どもの物語りをどう引き出すか
AIが物語を書く時代。子どもが「物語る」意味は何か。本書では、子どもが一人の世界に入り込みがちな現代における親子のコミュニケーションに着目し、幼児期の物語行為の重要性を指摘する。子ども自身の語りの促進と、親による言葉がけの両面から、物語行為を支援するシステムを開発・評価し、デザイン原則を導きだす。
内容説明
本書では、子どもが一人の世界に入り込みがちな現代における親子のコミュニケーションに着目し、幼児期の物語行為の重要性を指摘する。子ども自身の語りの促進と、親による言葉がけの両面から、物語行為を支援するシステムを開発・評価し、デザイン原則を導きだす。
目次
序章 物語行為の支援とは何か
第1章 本書の背景と目的
第2章 物語行為の支援方法に関する視座
第3章 システム開発1:物語の産出を支援するソフトウェアの開発
第4章 システム開発2:親の語りの引き出し方向上を支援するオンラインシステムの構築
第5章 総合考察
著者等紹介
佐藤朝美[サトウトモミ]
1993年中央大学文学部史学科西洋史専攻卒業。現在、愛知淑徳大学人間情報学部教授。構築したオンラインコミュニティ「親子de物語」で第5回キッズデザイン賞、実践研究「未来の君に贈るビデオレター作成ワークショップ」で第8回キッズデザイン賞、「家族対話を促すファミリー・ポートフォリオ」で第11回キッズデザイン賞、「園生活の保護者の振り返りを支援するデジタルストーリーテリングWSの開発」で第14回キッズデザイン賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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