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出版社内容情報
たぐいまれな象徴能力をもって巧みに姿を変容させ、神話、文学、美術、哲学、隠秘学、あるいは無意識に繰り返し立ち現れては、人をその存在の迷宮へと誘い込む。不可知のオーラをまとう、両性具有──アンドロギュヌスとは何者か。
1 唯美主義とアンドロギュヌス デカダン派のアンドロギュヌスにおける美の原理 フレデリック・モネイロン
2 現代のアンドロギュヌス フレデリック・モネイロン
3 アンドロギュヌスと闇夜 ジャン・リビス
4 アメリカ文学におけるアンドロギュヌス フレデリック・モネイロン
5 書くこと(エクリチュール)における両性具有にして神話的な「われわれ」 ユグット・ド・ブロックヴィル
6 アンドロギュヌス――批判的神話 モニク・シュナイダー
7 愛のおおいなる秘密 ジャクリン・ケレン
8 両性具有、あるいは巧妙なるペテン――自己批判 アラン・ロジェ
原注
訳者あとがき
内容説明
たぐいまれな象徴能力をもって巧みに姿を変容させ、神話、文学、美術、哲学、あるいは無意識に繰り返し立ち現れては、人をその存在の迷宮へと誘い込む、性差を超え人間の原初形態とされたアンドロギュヌス。多くの神話・文学・美術・哲学などに現れるそのシンボリズムを読み解いた刺激的な論考集。
目次
唯美主義とアンドロギュヌス―デカダン派のアンドロギュヌスにおける美の原理
現代のアンドロギュヌス
アンドロギュヌスと闇夜
アメリカ文学におけるアンドロギュヌス
書くことにおける両性具有にして神話的な「われわれ」
アンドロギュヌス―批判的神話
愛のおおいなる秘密
両性具有、あるいは巧妙なるペテン―自己批判
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