出版社内容情報
会計的アプローチにより複雑な企業活動の理解を促し取締役の意思決定を支援
取締役会はその企業の経営の中心をなす一方、経理や管理部門以外の取締役は会計的な理解が十分ではない場合もある。本書は、複雑な企業活動についての理解を深められるように会計的アプローチを提示し、財務会計・管理会計・会計監査を連携させつつ、会社法・金融商品取引法・税法にも触れながら概説する。
内容説明
複雑な企業活動を理解するために会計的アプローチで具体的に見る。財務会計・管理会計・会計監査を連携させながら、会社法・金融商品取引法・税法にも言及。
目次
第1章 基礎編(財務会計のアプローチ;管理会計のアプローチ;監査のアプローチ)
第2章 応用編(財務会計と管理会計;財務会計と監査人;管理会計と内部監査;監査役等と内部監査)
第3章 実践編(行政処分;課徴金等;税務調査;内部統制の不備への対応;人材確保;投資意思決定;取締役会の実効性評価)
第4章 参考事項 株主総会と取締役会(株主総会の機関としての機能;取締役会の機関としての概要と機能)
著者等紹介
古田清和[フルタキヨカズ]
公認会計士、甲南大学全学共通教育センター教授。1980年慶應義塾大学経済学部卒業。1988年公認会計登録。新日本監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)を経て2006年4月甲南大学社会科学研究科(専門職)会計専門職専攻教授、2016年4月より現職。公認会計士試験試験委員(監査論)、日本公認会計士協会修了考査運営委員会出題委員(経営に関する理論及び実務)等を歴任。所属学会は、日本内部統制研究学会、日本監査研究学会、日本会計研究学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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