- ホーム
- > 和書
- > 法律
- > 民法
- > 物権法・財産法・債権法
内容説明
債権法改正を振り返りつつ、理論面・実務面の双方から今後の解釈のあり方を探る。
目次
序章 はじめに
第1章 改正作業における議論の状況(法制審部会設置前の段階における詐害行為取消権の議論の概要;詐害行為取消権をめぐる法制審部会の議論の状況 ほか)
第2章 改正法の下で採用された各規律の検討(制度的枠組みに関する筆者の問題意識;要件論の検討 ほか)
第3章 改正法の下での具体的諸問題(詐害行為取消権の制度趣旨の変容;詐害行為取消訴訟提起段階の検討事項 ほか)
第4章 改正法の限界とそれに対する責任説からの応答(付加的請求部分を残したことによる強制執行制度との接合の困難性;原状回復請求権をめぐる議論 ほか)
終章 全体のまとめ
著者等紹介
高須順一[タカスジュンイチ]
法政大学大学院法務研究科教授・弁護士。法政大学法学部法律学科卒業。京都大学大学院法学研究科法政理論専攻修了。京都大学博士(法学)。1988年弁護士登録(東京弁護士会)。2004年4月より法政大学大学院法務研究科教授(現職)。2009年11月より法務省法制審議会民法(債権関係)部会幹事(2015年2月まで)。2016年6月より公益財団法人日弁連法務研究財団常務理事(現職)。2019年5月より日本弁護士連合会司法制度調査会委員長(2020年5月まで)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。