出版社内容情報
一流の企業法務弁護士、知財弁護士として名を馳せる著者らが、企業間紛争解決で心掛けていることは何か。裁判官は、当事者の書面や訴訟活動をどう見ているのか。長きにわたる第一線での活躍・経験に裏打ちされた訴訟の技能を、惜しみなく伝授する。
内容説明
一流の法曹が惜しみなく語る。裁判官の心証はどう形成されるか、弁護士は訴訟をどう遂行するか。裁判官、弁護士、訴訟関係者必読!
目次
訴訟の知恵と技術(見えない裁判、わからない訴訟―民事裁判は誰のものか;民事裁判の使用価値;民事裁判に求められるもの ほか)
第1章 訴訟の技能に関する座談会(訴訟の技能と伝承(総論)
訴訟の技能と伝承(各論)―個別の訴訟技能)
第2章 訴訟技能の伝承と実践に向けて(企業訴訟弁護士の留意事項;知的財産訴訟の訴訟技能の伝承;一流の先輩からの教え;心証の作られ方と訴訟戦術)
著者等紹介
門口正人[モングチマサヒト]
弁護士(元名古屋高等裁判所長官。1971年に裁判官に任官し、2011年に弁護士登録。修習期は23期)。最高裁判所調査官、東京地方裁判所、東京高等裁判所の部総括判事等として民事訴訟事件全般を担当する。東京地方裁判所民事第8部(商事部)の部総括判事として会社訴訟を担当、企業間訴訟にも精通する
末吉亙[スエヨシワタル]
弁護士(1983年に弁護士登録。修習期は35期)。企業間訴訟、とくに知財訴訟を専門として数多く手掛け、企業から支持を得ている。知的財産法の東京大学法科大学院客員教授、文化審議会著作権分科会委員も務める
中村直人[ナカムラナオト]
弁護士(1985年に弁護士登録。修習期は37期)。株主代表訴訟・株主総会関連訴訟等の会社法関連訴訟その他企業間訴訟全般を専門とする。著名な会社訴訟を数多く手掛け、企業から支持を得ている
佐藤久文[サトウヒサフミ]
弁護士(2000年に裁判官に任官し、2008年に弁護士登録。修習期は52期)。主に企業間訴訟を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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NAKY
godubdub