ポピュラー・サイエンス
バイオインフォマティクス―生命情報学を考える

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  • サイズ B6判/ページ数 140p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784785387853
  • NDC分類 467.3
  • Cコード C0045

内容説明

生命情報学は研究者だけでなく多くの人々の口の端に上っているが、その定義は統一されていない。大量の生命情報を収集・編集・提供する、それらをコンピュータを用いて解析する、あるいはその解析ツールを作成する、その解析するための学問的基盤は何かという問題が残っている。本書は、その基盤は進化学にあるとの視点に立って書かれている。

目次

1章 生命情報学の誕生(生命情報学の二つの要素;生命情報学の一つの起源 ほか)
2章 生命情報の探索と解読(生命情報を表す文字;遺伝子の正体をめぐる葛藤 ほか)
3章 分子進化学の発展(まず集団遺伝学から;自然選択説対中立説の論争 ほか)
4章 再び生命情報学へ(生命情報学発展の契機;発がん遺伝子の由来 ほか)
5章 生命情報学の現状(細菌遺伝子の探索;細菌遺伝子の評価とクラス分け ほか)
6章 生命情報学の未来を考える

著者等紹介

舘野義男[タテノヨシオ]
1978年テキサス大学生物医科大学院卒業。1979年理化学研究所入所。1988年国立遺伝学研究所に異動。1994年より同教授ならびに総合研究大学院大学教授(併任)。Ph.D.(テキサス大学、1978年)、理学博士(東京都立大学、1987年)。1984年日本科学技術情報センター丹羽学術賞受賞。分子進化学や生命情報学の研究を行うと同時に日本DNAデータバンク(DDBJ)の事業にも従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yori

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★★★☆☆ 結構難しかったなー。バイオインフォマティクス、もっと易しい本から読もう。2012/05/17

だんごむし

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これからは、良くも悪くもデータサイエンスの時代なんだということをひしひしと感じる。データベースの成り立ちのエピソードはへぇ!と興味深く読んだ。でも、データは既に大量にあるけど、今はまだ解析ツールが追いついてないので、もっと気軽に解析出来るようになったら新しい知見が沢山出て来ると思うと、ワクワクする。2018/09/28

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