内容説明
著者は、学生時代から現在に到るまで、“赤く煮えたぎる物質”―マグマの研究に携わることができました。そして学んだことの一部を学校の先生や大学生を相手に話してきました。本書は、やや詳しい説明を付け加えながら、そうしたことを話したものです。
目次
第1章 マグマを考えるために知っておきたいこと
第2章 いろいろな珪酸塩鉱物と火成岩
第3章 珪酸塩の状態変化と融解、結晶化
第4章 マグマの化学構成要素とその役割
第5章 マグマの構造
第6章 マグマの粘性率
第7章 マグマ中での拡散
第8章 マグマの密度
著者等紹介
谷口宏充[タニグチヒロミツ]
1945年生まれ。1968年東北大学理学部地学科岩石鉱物鉱床学教室卒業。1970年東北大学大学院理学研究科修士課程修了。1974年東北大学大学院理学研究科博士課程修了。東北大学理学博士。1974年大阪府科学教育センター研究員。1982年大阪府科学教育センター主任研究員。1997年東北大学東北アジア研究センター教授。現在に至る。専門分野は火山科学
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