内容説明
本書では、慣性系を扱う特殊相対論、および加速度系を扱う一般相対論を学ぶ。理解を深めるため、例と問を随所にちりばめたが、適宜省略しても差し支えない。相対論の基本的なことは第1章、および第4章である。そこをしっかりと学習してほしい。応用として、宇宙物理に関連した高密度星やビッグバン理論の基礎的な事項も詳しく取り上げる。数式の導出はていねいに説明したので、独習も可能である。
目次
第1章 特殊相対論の基礎
第2章 相対論的力学
第3章 相対論的電磁気学
第4章 一般相対論の基礎
第5章 シュヴァルツシルト時空
第6章 相対論的高密度星
第7章 宇宙論の基礎
著者等紹介
橋本正章[ハシモトマサアキ]
1954年福岡県出身。九州大学理学部物理学科卒。九州大学教養部助教授を経て、大学院理学研究院教授。その間、ブルックヘブン国立研究所研究員、マックスプランク天体物理学研究所研究員、パリ天体物理学研究所研究員を歴任。専門は宇宙物理学。理学博士
荒井賢三[アライケンゾウ]
1946年栃木県出身。東北大学理学部物理学科卒。熊本大学名誉教授。在職中、文部省在外研究員としてマックスプランク天体物理学研究所に留学。専門は宇宙物理学、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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