内容説明
“協同組合”というプリズムを通して、近未来の新たな社会像を構想するためのブレインストーミング。
目次
第1章 やってきたこと、伝えておきたいこと(日本の協同組合 どこから来てどこへ行くのか;格差社会が深化している 生協の責任が問われている ほか)
第2章 今やっていること、やらねばならないこと(地域は自分でつくる!意志ある人が集う生協へ;希望を抱ける若者に!「協同」を学びの核にする―協同組合の今日的価値と教育 ほか)
第3章 西暦二〇三〇年の協同組合へ(レイドロー報告の時代から今日まで―イギリスの生協の歩み;SDGs(西暦二〇三〇年)における協同組合 ほか)
第4章 日韓生協間提携から社会的連帯経済へ(協同組合再生の基本方向と日韓の生協による「アジア共生網」の構築;社会的連帯経済セクターの一翼としての協同組合―朴元淳・横田克巳らが切り拓いた新地平とGSEF ほか)
第5章 産業組合、生産合作社など覚書(敗戦復興期の生産合作社運動と企業組合―日中戦争期の中国工合運動と「満州」農事合作社運動の影響;過渡期における協同組合と株式会社との歴史的役割の共通性 ほか)
感想・レビュー
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tu-ta
1
読み終わってないし、たぶん全部を読むことはないが、メモのために記録。10・18シンポジウム:格差社会において協同組合は何が出来るか『西暦二〇三〇年における協同組合』出版記念~救済から共済へ、そして社会的協同組合へ~ http://www.jtgt.info/?q=node/2949 に参加するためにあわてていくつか斜め読み。労働者自主管理的なものが、どのように可能で、どのように不可能なのかということが検証される必要があるのだと思う。 2020/10/18
A
1
生協の運動が弱くなっているという問題意識に共感した。2020/08/20