内容説明
大人の知らない「子どものこころ」。それを知ることで、子どもたちをめぐる困難な課題を克服する処方箋を示唆。気鋭の精神科医・春日武彦が「子どものこころ」をときほぐし、とくに受験期に親がとるべき態度や言動をアドバイスします。児童・生徒の指導にあたられる先生がたにもお薦めの書。
目次
第1章 小さな心に健康を育んでいますか?(言葉は「思考のためのツール」;言葉による具体化が問題解決に ほか)
第2章 子どもの気持ち、理解していますか?(箱はわれわれの心そのものの象徴;与えておきたいゆとりや安心感 ほか)
第3章 子どもの勉強法を再確認してみませんか?(普遍性をさぐるのが勉強の本質;完全無欠なカンニングペーパー ほか)
第4章 親から子へと、なにを伝えていますか?(自我の目覚めによる一時的低迷;働きが異なる子どもと大人の頭 ほか)
著者等紹介
春日武彦[カスガタケヒコ]
1951年、京都府生まれ。日本医大卒。精神科医・医学博士。産婦人科医として6年間勤務。その後、障害児を産んだ母親を精神面でフォローするなか、心の病気の重要性を痛感し、精神科医へと転向する。医師としての視点のみならず、人の心の不思議や“心の闇”といったものを描いた著書を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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