目次
第1部 「男性文学」の女性性(三島由紀夫『朱雀家の滅亡』・ジェンダーの観点から―戦前日本における家庭の抑圧の光景;少女とロココ―「女生徒」における“少女”表象;『行人』のお直をめぐって)
第2部 女性による表現世界(一葉・ウルフ・デュラス―近代日本女性文学の国際性;“母の涙”の二重性―敗戦後文学としての『二十四の瞳』;松浦理英子論―魅惑する鈍感さ)
第3部 新たな展開(一九八〇年代の「少女小説」と女性文化の伝統―氷室冴子を中心に;少年同士の絆―あさのあつこ「バッテリー」をめぐる欲望と暴力;ライトノベルの方へ)
著者等紹介
増田裕美子[マスダユミコ]
1953年生。東京大学大学院博士課程修了(比較文学)。二松学舎大学教授
佐伯順子[サエキジュンコ]
1961年生。東京大学大学院博士課程修了(比較文学)。学術博士(東京大学)。同志社大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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