辻邦生が見た20世紀末

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 458p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784098682
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0036

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あきあかね

13
 辻邦生が1990年から、急逝する1999年まで信濃毎日新聞に毎週掲載した文章が集められている。戦時中に旧制松本高校に学び、その後も毎夏を軽井沢で過ごした辻にとって、山々に囲まれた美しい自然の残る信州は、かけがえのない場所であったことが伝わってくる。 典雅な文章で、永遠性を追い求める人物を描いた小説が多く、随筆も主に文学、絵画、音楽等を主な対象にしていたので、本書のように国際紛争や国内政治から、大リーグでの野茂選手の活躍まで、広範な時事の話題を扱っているのが新鮮だった。⇒2024/09/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/330031
  • ご注意事項

最近チェックした商品