出版社内容情報
宇宙に存在する謎の中でも特に注目度の高いビッグバンとブラックホール。その2大テーマを徹底的にやさしくひもとく。
宇宙の始まりはビッグバンとう大爆発で始まった…。
言葉ではわかるが、それはいったいどのようなことなのか?
また宇宙に多数存在するブラックホールは、圧倒的な重力のもと、光さえも脱出できない暗黒の世界を形成している。
私たちは宇宙に存在しながら、まだ宇宙のことをほとんど知り得ていない。
とくにこの2大テーマは、宇宙科学に関心のある人々の永遠の謎であるが、解説書には難解なものが多く、いつの時代もわかりやすく解説したものが求められている。
本書は宇宙観測の本を数多く手がける沼澤茂美、脇屋奈々代氏が、子供でも理解できるような内容を…というこことで執筆、さらにアインシュタインの相対性理論やヒッグス粒子など、関連するキーワードをプラスして、お届けする。
沼澤氏のCGとハッブル宇宙望遠鏡などで撮影した写真とあわせながら、ビジュアルで宇宙論を理解する一冊として、ぜひ手に取っていただきたい。
星空の謎/ビッグバン/アインシュタインの宇宙/ブラックホール/ヒッグス粒子/他
【著者紹介】
沼澤茂美:天体写真家、宇宙画家。日本はもとより世界中の天文雑誌で活躍する。ジャパンプラネタリウムラボラトリー(JPL)で、プラネタリウム番組の制作を行いつつ、著書も多数。同じくJPLの脇屋奈々代氏と共著で、ハッブル宇宙望遠鏡をはじめとした最新宇宙観測の著書も数多く出版している。
目次
第1章 星空の謎(昔の人が考えた宇宙;星までの距離 ほか)
第2章 ビッグバン(遠ざかる銀河;宇宙の始まりは小さかった ほか)
第3章 アインシュタインの世界―究極の理論(アインシュタインの世界;重力と一般相対性理論 ほか)
第4章 ブラックホールの謎(予言された天体;星の一生とブラックホール ほか)
著者等紹介
沼澤茂美[ヌマザワシゲミ]
新潟県神林村の美しい星空の下で過ごし、小学校の頃から天文に興味を持つ。上京して建築設計を学び、建築設計会社を経てプラネタリウム館で番組制作を行う。1984年、日本プラネタリウムラボラトリーを設立する。天文イラスト・天体写真の仕事を中心に、執筆。NHKの天文科学番組の制作や海外取材、ハリウッド映画のイメージポスターを手がけるなど広範囲に活躍
脇屋奈々代[ワキヤナナヨ]
新潟県長岡市に生まれ、幼い頃から天文に興味を持つ。大学で天文学を学び、のちにプラネタリウムの職に就き、解説や番組制作に携わりながら太陽黒点の観測を長年行ってきた。1985年、日本プラネタリウムラボラトリーに参入して、プラネタリウム番組シナリオ、書籍の執筆、翻訳などの仕事を中心に、NHK科学宇宙番組の監修などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ペカソ・チャルマンチャイ
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