内容説明
「話し合い(談合)」でいち早く頭角を現した皐月電業の誠は、業界で恐れられる存在となった。ある施設の設備工事案件では、大手の蘭水電工が子飼いを使い「連合艦隊」を組んで蠢いていた。その策略を察した誠は反発し激しく対立、意を同じくする業者とともに行動する。脅し、騙し、垂れ込みありの「情報戦」、心理戦術を駆使した「仕掛け」「芝居」など、ありとあらゆる手段を講じての「闘い」が繰り広げられていく。電気設備工事の受注をめぐる「談合」や攻防戦を赤裸々に描く。
著者等紹介
竹乃大[タケノダイ]
1947年静岡県生まれ。電力系会社入社(半年)。老舗電気工事会社勤務(17年)。特殊電気工事会社経営(26年)。現在・武集館道場館長。第3種電気主任技術者・1級電気工事施工管理技士など30種の資格取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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