出版社内容情報
藤井貞和[フジイサダカズ]
著・文・その他
内容説明
いま詩はどのように書かれるのか。うたと物語のやわらかな触手を自在にのばし、現代の難問に日本語の瀬戸際で応答を試みる。
目次
火 三篇
金メダルをメキシコ湾の湖へ沈める
叙事詩と民族との関係
神の誘い子(物語の始まり)
糸の遊び
錫の歌
桃原さんの石
あなたは―むやみやたらに咲き続く
学校、後ろ戸、短歌
無季
みどりの石
天の紙と風の筆―懐風藻
文法の夢
小声の語法
南残の人々
京都
猫語〔にゃ〕
記号論
汚職
徳
理由(なぜ詩を書くのかと問われて)
物語するバクーニン
ものがたり〈霊語り〉
蔓の詩篇
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- 和書
- 呪いの影法師 恐怖ロマン