内容説明
平温で語られるべき「死」が、恐ろしいまでに揺らめいているのはなぜか。地球が悲しい水の惑星になっているいま、眼差しは熱い氷のように。新詩集。
目次
1(あはれあれは森色毒色;月下の穴 ほか)
2(道喰い;殺生石 ほか)
3(蛞蝓揺れたら;フルエ ほか)
4(吐く月;飛びゆく群青 ほか)
5(プラスチックな嘘;飛蝗の目をした少年 ほか)
6(薄糊の同義語;朝の逆転 ほか)
著者等紹介
浜江順子[ハマエジュンコ]
詩集『飛行する沈黙』(2008・思潮社)第四十二回小熊秀雄賞、『闇の割れ目で』(2012・思潮社)第九回日本詩歌句大賞、『密室の惑星へ』(2016・思潮社)第八回更科源藏文学賞ほか。詩誌「hotel第2章」、「歴程」同人。日本現代詩人会、日本詩人クラブ、日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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