内容説明
平和愛好家が「戦争屋」を育成する。若い世代に、ぜひ読んでほしい名著。
目次
第1章 人間は、なぜ戦争をするのか
第2章 「戦争常識」の非常識
第3章 失敗の教訓―大東亜戦争
第4章 戦争とは何か
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
31
平和でぼーっとしているときに戦争が起きやすく、お互いに「やるぞ」と緊張状態にあるときは起きにくい、ということが歴史的に実証されている、ということが書いてありました。第一次、第二次大戦、盧溝橋のときなどは前者で、東西冷戦は後者になるということです。戦争について考えるから戦争が起きる、武器を持つから使いたくなる、というのが平和主義者の主張だそうですが、では警察は拳銃や警棒を持つから暴力的だ、ということでしょうか?攻撃する気力をそぐために武器を持ち訓練することが、実は平和に貢献しているのではないでしょうか?2015/04/13