内容説明
詩はどうやって詩人の魂から魂へ読みつがれてきたか。古典のなかでいまも息づく詩、少年期を支えてきた詩、時代の混迷に息吹く詩。大岡信、那珂太郎、飯島耕一、岩田宏、堀川正美、三木卓が忘れえぬ詩との出会いを語る。
目次
たれか謂ふわが詩を詩と(大岡信)
アンソロジイ偶感(那珂太郎)
昭和二十二・三年の詩集(飯島耕一)
愛の偉力(岩田宏)
内面の少年(堀川正美)
戦後世代のクリストファー・ロビン(三木卓)
著者等紹介
大岡信[オオオカマコト]
1931年~。静岡県生まれ。「櫂」「今日」「鰐」に参加。谷川俊太郎らとともに、感受性による言語の肉体性を表現し、戦後世代の先陣をきった。連詩の試みや「折々のうた」といった幅広い活動でも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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