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現代詩文庫
四元康祐詩集

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784783709541
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0392

目次

詩集『笑うバグ』全篇
詩集『世界中年会議』から
詩集『噤みの午後』から
詩集『ゴールデンアワー』から
エッセイ
作品論
詩人論

著者等紹介

四元康祐[ヨツモトヤスヒロ]
1959年大阪府寝屋川市に生まれる。中学・高校を広島学院の寮で過ごす。82年上智大学英文学科卒業。83年結婚。86年米国移住。90年ペンシルバニア大学にて経営学修士号取得。91年詩集『笑うバグ』(花神社)。94年ドイツ移住。2002年詩集『世界中年会議』(思潮社)山本健吉賞。2003年詩集『噤みの午後』(思潮社)萩原朔太郎賞。2004年朝日新聞インターネット版アサヒ・コムに「週刊詩劇場・声の曲馬団」を連載
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜の手ざわり🌙☆*.+

11
【再読】「詩の題材となるものはすべて書き尽くされた」と言われていた時代に四元さんは、会社に勤めるかたわら、これまでになかった新しい題材で詩集『笑うバグ』を発表。その詩には『投資回避率』『オプション取引』などの言葉がおどる。本書には初期の4作品からとエッセイが数篇収められているが、ビジネスマンではない私にもわかりやすく、また思わずクスッとしてしまうユーモアがあふれている。中でも萩原朔太郎賞受賞の詩集『噤みの午後』では、自身がもっとも影響を受けたという、中原中也と谷川俊太郎との共演を果たしていて興味深い。★42022/05/29

まろすけ

6
スタイルが初期と以降で二分されてる。解説引用「詩人が経験した本当の話を叙情詩にしたてるのは決して特殊な方法ではなく、これまで四元がおこなってきた虚構的な枠組みを用いた俯瞰詩法のほうがむしろ、日本の現代詩としてはみなれないやりかた」初期作風(笑うバグ等)はたしかに『詩では』独特といえそう。けど、でもこのテイスト、この時代の詩以外の創作でわりと見飽きた感もある、現代から後出しで見ると。あるいは実は著者こそがパイオニアで僕がその文学的歴史に無学なだけかも。一方、以降のスタイルだと、著者ではちとパンチが弱い気が。2019/10/03

...

5
笑うバグ。最高。でもそれは詩ではなかったと述懐する作者の真摯さもいい。2020/11/11

里馬

5
初現代詩文庫。ってかこんなものがある事すら知らなかった。今まで詩、に対する興味関心が薄かったから当然だ。導いてくれた四元さんに感謝しなければ!経済学徒は必読です。2010/06/12

mdoguti

2
現代詩にはこれまで縁がなかったが、成毛眞氏の著書に紹介されていたので初めて手に取る。現代詩は『詩』というものを「形式」からも「リズム」からも「音の響き」からも、さらには「言葉の意味」からさえも解放してしまったかのように感じられた。2020/08/14

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