内容説明
本書は、量子力学を初めて学ぶ、金属や有機物、無機物など、物質科学に関連する自然科学系の大学2~3年生を対象としている。学習内容の理解を確実にするための例題と演習問題を設けている。
目次
1 粒子の波動性と波の粒子性
2 シュレーディンガー方程式
3 シュレーディンガー方程式の解き方と解の性質
4 波動関数と物理量
5 不確定性原理とトンネル効果
6 1次元ポテンシャル問題
7 中心力問題と水素原子
8 多粒子系の量子力学
9 摂動法と状態の変化
10 変分法と分子軌道法
著者等紹介
市川恒樹[イチカワツネキ]
1969年東北大学大学院工学研究科修士課程(原子核工学専攻)修了。1973年北海道大学大学院工学研究科博士課程(合成化学工学専攻)修了。現在、北海道大学大学院工学研究科教授(分子化学専攻)
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