内容説明
暴力の世紀としての20世紀の経験は、私たちに何をもたらしたのか。その歴史に浮かび上がるのは、近代そのものに内在する暴力の姿である。私たちの文明に潜在する暴力は、グローバル化が進行するなかで、近代世界システムを変容させながら世界を席捲している。理性に刻み込まれた、近代の逆説としての暴力を根源的に問いなおす。
目次
1 暴力の政治学―戦争と政治をめぐる思考(生の政治と死の政治―近代国民国家と暴力;限定戦争と絶対戦争―主権国家体系と暴力;脱領域化と再領域化―グローバル化と暴力)
2 暴力の弁証法―暴力の臨界をめぐる思考(法の支配と法の暴力―秩序と暴力の弁証法;自己保存と自己融解―理性と暴力の弁証法;敵対関係と闘技関係―友愛と敵対の弁証法)
3 基本文献案内
著者等紹介
上野成利[ウエノナリトシ]
1963年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学。京都大学人文科学研究所助手を経て、神戸大学国際文化学部助教授。政治思想・社会思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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