内容説明
本書は主に大学の農芸化学、応用生物化学、バイオサイエンス、食品科学系の学生において、食品化学、食品理化学実験のテキストとして編纂したものである。限られた時間内でより効果のあがる構成に心掛けた。初めて食品化学実験を行う学生を対象に食品成分の分析から食品分子の理化学特性へ、さらに食品の理化学的品質評価と系統的に展開している。初めて学ぶ学生が容易に内容を理解するため、図式のフローチャート方式を用い、それによってすぐ実験を始められることを目標において記述した。
目次
1 実験を始めるにあたって(実験の心得;必要な基礎知識と初歩的な器具、機器の取り扱い)
2 食品成分の分析(食品分析とは;試料の採取・均一化・保存;水分;灰分;タンパク質;脂質;繊維;糖質)
3 食品分子の理化学特性試験(タンパク質・アミノ酸;デンプン;脂質(油脂))
4 食品の理化学的品質評価(食品の理化学的品質評価;コメの品質評価;肉類の鮮度)
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