目次
1 組織の運営に関する項目(経営者の役割(全般)
衛生責任者の役割
コンプライアンス(法令遵守および社会倫理に適合した行動)
教育・訓練
緊急時の対応
製品回収の仕組み
食品防御対策)
2 衛生・品質水準確保に関する項目(製造・加工の施設・環境(Environment)
装置・設備・器具(Machine)
原材料(Material)
人(Man)
食品等の取扱い方法(Method)
検査(Measure))
3 消費者の信頼確保のための項目(製品の情報管理;トレーサビリティ;コミュニケーション)
著者等紹介
今城敏[イマナリサトシ]
食品安全技術エキスパートであり、特に微生物学的な品質保証が専門。現在、科学的根拠に則った安全の積み重ねと食の安全を担う人財づくりを通して、信頼の見える化をサポートしている。また、日持向上となる処方の改善提案や衛生管理の強化で収益改善のアドバイスも行っている。わかりやすく親しみやすい指導で定評。山崎製パン(株)にて食品微生物の検出・制御や保蔵の技術開発研究を行う。また工場の食品衛生責任者も務める。その後、花王(株)にてヘルスケア食品の開発における微生物学的品質確保の研究責任者を務めるとともに、食品品質保証室の室長として監査の仕組みづくりやフードディフェンス体制構築などを展開。食品技術渉外の副主席としてリスクコミュニケーションの強化などを推進。2011年、農林水産省食料産業局企画課企業行動室に出向。フードコミュニケーションプロジェクト事務局として各種の研究会を通して、食品関連事業者と消費者とのコミュニケーションの活性化を進めている。あわせて、HACCP政策に参画。HACCPの普及推進事業について技術支援を行う一方で、HACCPの将来構想について民間企業の視点から提唱している。特に、HACCP支援法延長作業において、高度化基盤整備事項確認項目と称する日本版一般的衛生管理プログラムを立案設計。GFSI(Global Food Safety Initiative)のGuidance Document Working Groupにおいて、アジア人唯一のメンバーとして活動。またGFSI日本ローカルの組織立上げから深く関わり、コアメンバーとして国内普及にも尽力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。