出版社内容情報
食肉加工品は、従来の消費者の低価格志向、高級化志向、利便性志向に加えて、最近は、低脂肪、減塩、低カロリー、健康的な具材への適応が、大きなセールスポイントに浮上してきている。本書は、そうした新製品開発に欠かせない食肉加工の新技術、副資材の知識を網羅して、衛生・安全性にも言及した現代の食肉加工技術書として、専門家の要望に応える一冊である。
食肉製品の種類と製造/食肉を使用した惣菜の種類と製造/食肉製品および食肉加工品に求められる原料肉の利用技術/食肉製品及び食肉加工品に求められる食品素材の利用技術/食肉製品及び食肉加工品に求められる食品添加物の利用技術/食肉製品及び食肉加工品に求められる食感に応える技術/食肉製品及び食肉加工品に求められる味に関する技術/その他
岡田 邦夫[オカダクニオ]
著・文・その他
目次
1 食肉製品の種類と製造
2 食肉を使用した惣菜の種類と製造
3 食肉製品及び食肉加工品に求められる原料肉の利用技術
4 食肉製品及び食肉加工品に求められる食品素材の利用技術
5 食肉製品及び食肉加工品に求められる食品添加物の利用技術
6 食肉製品及び食肉加工品に求められる食感に応える技術
7 食肉製品及び食肉加工品に求められる味に関する技術
8 食肉製品及び食肉加工品の安全・安心・健康
9 これからの食肉有効利用のための技術
著者等紹介
岡田邦夫[オカダクニオ]
1949年千葉県生まれ。1971年茨城大学農学部畜産学科卒業。1973年茨城大学大学院農学研究科(畜産物利用学専攻)修了。1973~1995年明治ケンコーハム(株)、(株)富士商事において、食肉加工、食品添加物(主にハイドロコロイド)を研究、開発。1995年コンサルタントエンジニアとして独立、岡田食品技術士事務所開設。食品加工(特に食肉加工)全般に亘る商品開発、加工技術、品質保持、コスト低減、衛生管理、品質管理、工場改善に係わる技術指導並びに品質改良剤、保存剤などの各種添加物、食品素材の開発に係わる技術指導に力を注ぐ。1997年(有)オカダ食技研を設立。2005年北海道地方発明表彰。発明協会会長奨励賞受賞「低付加価値畜肉資源の高度利用技術」。専門分野は食品加工(食肉加工含む)に関する商品開発及び衛生管理、食品添加物の研究開発及び利用技術、品質管理等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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