出版社内容情報
食品に対する安全・安心が求められる中で、生産現場では、その育て方、品質管理などにより厳しい自主基準や管理マニュアルを設け、安全性に対する取り組みが進んでいるが、その保証としての第3者認証が求められている。本書は、そうした食品の安全・安心を担保する認証制度を支える認証・検査・診査員の人材育成を日本で初めて公式に始められた千葉大学園芸学部のテキストとして作成された。内容は14章からなり、科学的検証、法的制度、認証の実際など広く全体を知ることができるように構成され、受講者をはじめ関係者の方には必携の書である。
植物の病気と食品の安全性/食品の安全と微生物/食品の安全と農業/有機農業と環境保全型農業/野菜の生産現場におけるGAPについて/食品の安全性と食品添加物/食品安全関係法令/食品生産現場での衛生管理・HACCP/トレーサビリティ/トレーサビリティを絡めた食品の様々な認証について/有機認証制度と検査員の役割/ビジュアル型GAPシステムの導入/食品事故の事例と企業責任
松田 友義[マツダトモヨシ]
著・文・その他
内容説明
本書は千葉大学園芸学部の学部生を対象とした授業「食品安全ビジネス論」と、それを一般の市民の方に公開した講座のテキストとして編まれたものである。
目次
序論 安全と安心
植物の病気と食品の安全性
食品の安全と微生物
食品の安全と農薬
有機農業と環境保全型農業
野菜の生産現場におけるGAPについて
食品の安全性と食品添加物
食品安全関係法令
食品生産現場での衛生管理・HACCP
トレーサビリティ
トレーサビリティを絡めた食品のさまざまな認証について
有機認証制度と検査員の役割
ビジュアル型GAPシステムの導入
食品事故の事例と企業責任
著者等紹介
松田友義[マツダトモヨシ]
千葉大学大学院自然科学研究科生物資源科学専攻(園芸学部園芸経済学科)教授。食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会会長
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