出版社内容情報
2003年7月に食品安全基本法が施行され「国民の安全を第一」とする食品安全行政がスタートした。本書は同法の解説、食品危害の基本的知識、「食品の安全に第一義的に責任を負う」とされた製造企業の取り組みを中心に紹介し、高橋正郎氏(前BSE検討委員会委員長)、日和佐信子氏(前全国消費者団体連絡会事務局長・現 雪印乳業?社外取締役)、正木英子氏(食品科学広報センター 代表)の座談会「消費者からみた 企業への期待と役割」の模様を掲載した。これからの企業の舵取り、選択の材料を豊富に揃えた書である。
2003年7月に食品安全基本法が施行され「国民の安全を第一」とする食品安全行政がスタートした。本書は同法の解説、食品危害の基本的知識、「食品の安全に第一義的に責任を負う」とされた製造企業の取り組みを中心に紹介し、高橋正郎氏(前BSE検討委員会委員長)、日和佐信子氏(前全国消費者団体連絡会事務局長・現 雪印乳業?社外取締役)、正木英子氏(食品科学広報センター 代表)の座談会「消費者からみた 企業への期待と役割」の模様を掲載した。これからの企業の舵取り、選択の材料を豊富に揃えた書である。
日本の食事事情と危害/食品安全基本法に基づく新たな食品安全行政の展開/「農場から食卓まで」の安全管理と求められる責任/食の安全に関する知識と法規制/これからの食品製造企業の安全戦略/海外の食品の安全性について
亀和田 光男[カメワダミツオ]
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森地 敏樹[モリチトシキ]
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小林 登史夫[コバヤシトシオ]
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内容説明
平成15年7月に食品安全基本法が施行され、それに基づき食品安全委員会を中心とした新たな食品安全行政がスタートした。BSE問題、食品表示の偽装事件で揺らいだ食品企業への「安全」と「信頼」をいかに取りもどし確かなものにするのか。食品安全基本法の詳細から食品危害の知識、食品企業の取り組みなどを紹介する中で、新しい食品安全の時代に企業の進むべき道を示した。
目次
序論 日本の食事情と危害
第1章 食品安全基本法に基づく新たな食品安全行政の展開
第2章 「農場から食卓まで」の安全管理と求められる責任
第3章 食の安全に関する知識と法規制
第4章 これからの食品製造企業の安全戦略
第5章 海外の食品の安全性について
座談会 消費者から見た「企業への期待と役割」
著者等紹介
亀和田光男[カメワダミツオ]
1922年栃木県生まれ。1941年宇都宮農林専門学校農芸化学科卒業(現、宇都宮大学農学部)。1942~45年東京大学農学部農芸化学科勤務(研究嘱託)。1954年明治製糖(株)に勤務(研究所主任研究員他)。1970年仙波糖化工業(株)に勤務(技術担当取締役)。1983年亀和田技術士事務所を開設。現在、技術士(農業部門、農芸化学)、乾燥食品、健康食品、食品工場の設計・建設、各県の技術アドバイザー、各種団体の委員
森地敏樹[モリチトシキ]
1931年東京都生まれ。1954年東京大学農学部農芸化学科卒業。1970年農学博士。1954~90年農林水産省畜産試験場研究員、研究室長、企画連絡室長、場長を歴任。1990年農林水産省退官。1990年日本大学農獣医学部(現生物資源科学部)教授。2001年日本大学退職。現在、アリアケジャパン(株)技術顧問
小林登史夫[コバヤシトシオ]
1937年東京都生まれ。1961年東京大学農学部農芸化学科卒業。同大学院(工・化学工学科)修士課程へ。1965年同大学院博士課程を中退、東京大学工学部助手に。1967年工学博士。1973~93年農林水産省食品総合研究所製造工学研究室室長、中国農業試験場連絡課長、農林水産技術会議事務局研究管理官/開発官、食品総合研究所企画連絡室長、熱帯農業研究センター企画連絡室長、農業研究センター総合研究官、食品総合研究所長を歴任。1995年農林水産省退官。1995年(財)すかいらーくフードサイエンス研究所長。1997年創価大学工学部教授、’99‐’01同・工学部長、現在に至る
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