出版社内容情報
日本料理の味に独特の深みをあたえるみりん。その加工特性や調理特性を科学的かつ詳細にまとめた書。
みりんを取り巻く環境/みりんの歴史/みりんの製造/みりんの成分/みりんの調理効果/みりんと調理/みりんと類似調味料/みりんと酒税法/みりんの品質規格と消費動向
森田 日出男[モリタヒデオ]
著・文・その他
内容説明
「みりん」には「みりん」独特の調理特性があり、この特性のおかげで日本料理の味に独特の深みを与えている事が次第に判り、「みりん」の利用が近年増大してきた。本書は、このような「みりん」の調理特性に関する研究をまとめたものである。
目次
1章 みりんを取り巻く環境
2章 みりんの歴史
3章 みりんの製造
4章 みりんの成分
5章 みりんの調理効果
6章 みりんと調理
7章 みりんと類似調味料
8章 みりんと酒税法
9章 みりんの品質規格と消費動向
著者等紹介
森田日出男[モリタヒデオ]
1937年愛知県に生まれる。1961年東北大学農学部農芸化学科卒業。1961~2001年宝酒造(株)。同社伏見工場酒類第二課(みりん製造)に配属後、中央研究所、新製品開発室、食品研究所長、食品営業部長、調味料開発部長、調味料研究所長、調味料事業部門副本部長を歴任し2001年3月に同社を退職し同時に非常勤顧問となる。1975年農学博士号取得(みりんの香気成分に関する研究)。2001年モリタフードテクノ代表取締役社長。2002年宝酒造(株)酒類、食品事業本部顧問、現在に至る。酒類調味料、和風調味料の研究開発をはじめ調味料成分と調味効果の研究、食品機能性素材の開発や脱塩、冷凍、濃縮を主とした食品加工技術、また、カビの代謝産物についての研究など幅広い分野で活躍
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