内容説明
本書は、1920~30年に旧ソ連において活躍し、近年再評価も著しいヴィゴツキーの方法論に影響を受けた著者陣が、その研究成果を余すところなくまとめた学習心理学の新しい教科書である。これまで、主に動物を研究対象としてきた学習を、行動ではなく活動を視点とすることで、複雑さをもった「人間の学習」としてとらえ直し、その「在り方」や「成り方」、さらに遊びのもつ可能性といった視点を中心に論じる。2色刷。
目次
第1部 学習の基礎(人間の学習;学習と身体―潜在学習のプロセス;学習と社会)
第2部 日常生活の学習(仕事場の学習;越境論へ、そして分散ネットワーク型学習論へ―社会的交換の一次モードと二次モード)
第3部 学校における学習(理科の学習;道徳の学習)
第4部 学習の支援(総合学習の支援;メディア・リテラシーと心理学;学習と「なること」)
著者等紹介
青山征彦[アオヤママサヒコ]
1993年筑波大学第二学群人間学類卒業。1998年筑波大学大学院博士課程心理学研究科単位取得退学。成城大学社会イノベーション学部教授
茂呂雄二[モロユウジ]
1979年東京教育大学教育学部心理学科卒業。1981年筑波大学大学院博士課程心理学研究科単位取得退学。筑波大学人間系心理学域教授。博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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