内容説明
本書の内容の作成にあたっては、高等学校の新課程と学習の実態によく連携されていること、理工系の一般の学生達が実際に必要とする基礎数学としての線形代数学の入門書であり、それに必要な項目を逃さないようにすること、3次の場合を中心としているが、一般のn次の場合を講義で補足するときも、同じ流れが展開できるようにすること、基礎理論の確認を深めるため基本的な問題を数多く掲載すること、図をできるだけ多く掲載して内容を視覚的に学習できるようにすることを方針とした。
目次
第1章 行列
第2章 行基本操作とその応用
第3章 行列式
第4章 ベクトルと計量
第5章 線形変換
第6章 固有値とその応用