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出版社内容情報
桜井さくや［サクライサクヤ］
著・文・その他
KRN［カレン］
イラスト
内容説明
耳を塞ぎたくなるような水音、激しい息づかい、時折漏れる甘い声…。二人の間から生まれるその音は、生者のいない城内に虚しく響く。国を滅ぼされ、ただ一人残された姫・美濃は、絶対的な力を持つ神子・多摩に囚われ純潔を奪われる。人の感情がわからず、愛し方など知らない多摩は、美濃にただ欲望を刻みつけることしかできない。美濃の全てが欲しいのに、なぜかいつも何かが足りない。答えが出ぬまま美濃を求め続ける多摩だったが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんか
9
ううむ、なんというか不思議な作品。文章は普通に読みやすいが状況がつかみにくい。場面が急に飛ぶからかな。ヒロインは見事に空気。ヒーローにひたすら執着されているのだが、彼女の意志らしいものはあまり語られない。一応次期女王だったはずなんだけどその設定はどこへ。代わりにキャラの立った男どもがわさわさしている。皆さん異能があるのだが、その辺の詳細はあまり語られない感じでちょっと物足りない感はある。特にヒーロー、いったい何者。閉じられた世界と彼と彼女とこれから先どうするのだろう…。なんとも言い難い読了感。2017/10/08
やまと
8
何度読んでも、ヒロインもヒーローも共感できず。。。どうしてそうなる？？わけわからない・・・2015/07/01
紗杏
4
登場人物では乾が好きだなぁ。この話は...結局感情や常識のわからなかった彼と姫が結ばれてメデタシめでたしでいーのか？ 国は！？2013/09/09
チェス
3
ちと、ややこしい。2023/02/12
Elm
3
Unlimited2018/02/26
