出版社内容情報
犯罪事件研究倶楽部［ハンザイジケンケンキュウクラブ］
著・文・その他
内容説明
過去１００年（１９１５‐２０１９年）の凶悪犯罪２１７件を網羅。発生の経緯、犯人の生い立ちから、判決、事件のポイントまで詳細に解説。年表・統計、未解決事件リストなども掲載。
目次
平成の凶悪犯罪 １９８９‐２０１９（平成元年～平成３１年）（女子高生コンクリ詰め殺人事件；佐賀女性７人連続殺人事件；宮崎勤幼女連続殺人事件；坂本弁護士一家殺害事件；足利事件 ほか）
大正・昭和の凶悪犯罪 １９１５‐１９８８（大正４年～昭和６３年）（鈴ケ森おはる殺し事件；鬼熊事件；玉ノ井バラバラ殺人事件；阿部定事件；津山３０人殺し事件 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mana
40
平成の事件が中心で、その他の時代の事件は少しずつ有名なものをピックアップといった感じ。量刑が軽いと感じるものが意外と多かった。自分が事件に巻き込まれていないのは、運がいいだけだったのだろうかと思わされる。2022/07/30
さといも
21
事件概要と裁判、その後があればその後までがザックリと217事件紹介されています。本当にザックリなのでもっと深く知りたい事件はネットですね。忘れていた事件もたくさんあるのでこんな事件があったな。と当時を思い出しました。「真島事件」載っていなくて残念でした。2019/08/23
4fdo4
13
凶悪犯罪もその時は連日報道されても、裁判が始まる頃には世間の関心も薄まり。なんてありますが、この本を読み返すとガッツリと当時の記憶や報道が思い出されます。かなり凶悪なのが多いので、読むには心して。2019/10/06
コリエル
6
平成凶悪犯罪総括本と言ったところ。たいていは見知った犯罪事件だが、1つ1つの事件の紹介内容が要約に過ぎないぶん取り扱う数が多く、未だ知らなかった犯罪もそれなりにあった。矯正やら更正やらの可能性とは何なのかという身勝手な犯罪が実に多く、そうした彼らには死刑を以て当たる以外に相応しい刑罰が無いだろうという印象。冤罪被害者以外で後から控訴して粘ってくる連中はもう更生する気ないだろそんなの。2019/12/24
くろまによん
4
久しぶりの読書。報道に触れていると最近治安が悪いなと思ってしまいがちだが、昔の方がはるかにヤバい。若い世代による場当たり的犯行なんていうのは今も昔もあった。むしろ今は少ない。人間の本質はそうそう変わらないなと思った次第。2023/05/15
