出版社内容情報
辻元清美[ツジモトキヨミ]
著・文・その他
内容説明
その是非をめぐって国論が大きく割れた、二〇一五年の「安保法制」特別委員会。当時、安倍首相や防衛大臣から辻褄の合わない答弁を最も多く引き出したひとりの著者は、一方で政権与党から「デマ」に基づいた攻撃も受けた。そもそも長年にわたり根拠のないネット上の中傷に苦しめられてきた著者が、なぜ今になってデマに本気で立ち向かおうと考えたのか。デマに浸食されている民主主義を取り戻すためには、どうすればよいのか。小林よしのり氏、内田樹氏との特別対談も収録。立場を超えて守るべき価値を語り合った。
目次
第1章 「デマ」に浸食される政治(ネットの誹謗中傷が視界に入るまで;デマ1 カンボジアで自衛官に乱暴な言葉を投げつけた ほか)
第2章 ドキュメント・「安保法制」特別委員会(強行採決の日;質疑二日目に飛んだ首相のヤジ ほか)
第3章 小林よしのり×辻元清美「改憲・護憲を超えて」(「辻元清美?嫌いでしたねえ~」;左右両陣営からのバッシング ほか)
第4章 内田樹×辻元清美「“成長経済”から“定常経済”へ」(国家の株式会社化と自己責任論;「私人」化する政治家 ほか)
第5章 デモクラシーとわたし(「民主主義って、何だ?」;脱原発運動から批判を浴びたときに ほか)
著者等紹介
辻元清美[ツジモトキヨミ]
1960年奈良県生まれ、大阪育ち。衆議院議員(大阪10区高槻・島本)。早稲田大学在学中に国際NGO設立。ダボス会議「明日の世界のリーダー100人」に選出される。議員立法でNPO法をつくり、情報公開法や被災者生活再建支援法、児童買春・ポルノ禁止法などを成立させた。連立政権で国土交通副大臣に就任、JAL再生などに取り組む。災害ボランティア担当内閣総理大臣補佐官。衆議院予算委員、安全保障委員、憲法審査会委員、民進党役員室長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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