内容説明
“きょうしつ”の新しい可能性がここに!岩瀬学級の1年間が絵本に!ガイド(解説)付きで“きょうしつ”の姿を考えるきっかけに!岩瀬直樹、苫野一徳(熊本大学)、寺中祥吾(PA)鼎談で“きょうしつ”と学びのかたちを考える。
著者等紹介
岩瀬直樹[イワセナオキ]
1970年生まれ。東京学芸大学教職大学院准教授(学級経営論、教師教育、授業づくり)。元埼玉県公立小学校教諭
荻上由紀子[オギウエユキコ]
1977年生まれ。工業デザインを学んだ後、独学でイラストレーションを学ぶ。おもに人物を対象とした水彩画を制作している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BECCHI
3
自分の学びを自分で作っていく。本来あるべき姿を求めて。本来は、自分がやりたいとか、見てみたいとか、知りたいから始まるのが学びであって、それら全てが学びとなる。わかる気はするが、現実に学校現場にいると、理想と現実でぶれぶれになってしまうことがある。もっともっと、子どもたちが何を考えているのかを担任として考えるという視点が必要なのかな。何度も読み返す必要がありそうだ。ここにある子どもたちの状態を目指したいというのは、ずっと変わらない想いなので、追求し続けたいと思った。2017/01/06
えぬ
3
新しい!!この本面白い!!人と話しながら読んでみたら、いろんな視点が学べそう!!2015/12/29
motoryou
1
何度目かの再読。再読っていうか、時々めくってみては「さて…」と考えるのに重宝しています。今回目に留まったのは「ぼくらは問いと答えの間をすごく短くしすぎですね。」というところ。あるときはゆっくり、あるときは一気に。一人ひとりの歩み方ってそれぞれ違うし一定でもないという当たり前のことに忘れて、時にわたし(たち)は自分のペースでものごとを考えたり進めたりしがち。いかんいかん。「全員にとって居心地のいい空間にする」のはみんなでするんだね。だから「作り方」ではなくて「つくりかた」だな。そんなイメージ。2021/07/14
aosen
1
何度も読み直して、その時々のリフレクションのためになるなぁと思った一冊。解説編、そして苫野さんとアンディとの対談もとても素敵でした。子ども側に立つこと、僕は本当に子どもを信頼して、任せているのだろうか。モヤモヤしたものを大切にして、問いを大事に夏以降を過ごそうと思います。2016/08/17
小林だいすけ
0
やっぱり、苫野一徳さんが関わると、すごくよい言葉が紡がれていく、と感じました。 岩瀬直樹さんの姿勢もとても素敵です。 こういう方たちの言葉や実践に触れる度に、自分ができていないことや、壁を感じていることが明確になっていって、苦しさを感じるとともに勇気付けられもします。 教育が社会を変える、と信じて教師になりましたが、社会が教育を作るという面も強く感じている今日この頃。 自分がどういうフィールドで何をするか、最近はよく考えます。 2017/11/29
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