イースト新書
誤解だらけの韓国史の真実

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  • サイズ 新書判/ページ数 295p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784781650494
  • NDC分類 221
  • Cコード C0230

出版社内容情報



八幡和郎[ヤワタカズオ]
著・文・その他

内容説明

日本人と韓国人ほど仲の悪い隣人はそう多くない。歴史についても互いのプライドが正面衝突している。日本国内では反体制、とくに反「天皇制」の立場から韓国の国粋主義的な歴史観に便乗してそれを利用する人たちが多い。そうした背景があって、日本で刊行されている韓国の歴史本は嫌韓か媚韓のどちらかになっている。そこで本書では、官僚時代に韓国とかかわり、数々のベストセラーを輩出した博覧強記の歴史作家が、中立的な視座からこの隣邦の歴史を、日本の歴史を顧みるのと同じ姿勢で捉えながら描いた。

目次

序章 本当は韓国人も誤解している半島の歴史
第1章 本当は古代には存在しなかった朝鮮民族
第2章 本当は三国統一の主役ではなかった新羅
第3章 本当は高麗がそそのかした元寇
第4章 本当は史実をほとんど反映していない韓流ドラマ
第5章 本当は身分差別を日本に輸出していた李氏朝鮮
第6章 本当はアメリカも望んでいた日韓併合
第7章 本当は誰も得しない日韓・日朝歴史論争

著者等紹介

八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年、滋賀県大津市に生まれる。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。フランスの国立行政学院(ENA)に留学し、大臣官房情報管理課長などを歴任。北西アジア課長として韓国との窓口も務める。現在は徳島文理大学大学院教授を務めるほか、作家、評論家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

18
事実を淡々と書いているのかなあと思い読みましたが、かなり八幡さんの熱い主張が、入っていました。いろいろな立場や視点の人の話を読んで、事実と思われる事象を捉え、自分なりの見方を作るのが重要と思います。2024/11/26

大泉宗一郎

9
イデオロギーから脱却した中立的な韓国史という触れ込みだが、どちらかと言えば韓国側の主張に対抗するために書かれている印象。歴史的事実だけを並べているというより、著者の見解と主張に基づいた記述が多く、一体どこが「中立的」なのか。歴史に接するにはどうしても「主観」を要する場面があるのだから、中立なんて胡散臭い文言を簡単に出してしまう姿勢には疑問を感じる。ざっくりと歴史をなぞるだけなら手ごろだろうけど、これ一冊読んだだけで韓国史をわかった気になるのは危険だろう。韓国嫌いな人には受けがいいでしょうね。勉強にはなった2019/12/21

DualBlueMoon

2
打てそうもないな終止符。2017/04/08

おやおや

1
「韓国史」っていうより、北朝鮮のことも書いてるし「朝鮮半島史」です。こんなに細かく新羅や高麗に李氏朝鮮に学べるとは、思わなかった。「日本人の媚韓姿勢は百害あって一理なしだと思います。」(p.287)という一文には、激しく同意。2015/06/01

springmc

0
半島は大陸側を大国に囲まれて常に不安定な政治状況だったことを再認識しました。それでも過去を理由に現在を犠牲にするようなやり方には賛同できませんね。2016/07/23

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