出版社内容情報
八幡和郎[ヤワタカズオ]
著・文・その他
内容説明
日本人と韓国人ほど仲の悪い隣人はそう多くない。歴史についても互いのプライドが正面衝突している。日本国内では反体制、とくに反「天皇制」の立場から韓国の国粋主義的な歴史観に便乗してそれを利用する人たちが多い。そうした背景があって、日本で刊行されている韓国の歴史本は嫌韓か媚韓のどちらかになっている。そこで本書では、官僚時代に韓国とかかわり、数々のベストセラーを輩出した博覧強記の歴史作家が、中立的な視座からこの隣邦の歴史を、日本の歴史を顧みるのと同じ姿勢で捉えながら描いた。
目次
序章 本当は韓国人も誤解している半島の歴史
第1章 本当は古代には存在しなかった朝鮮民族
第2章 本当は三国統一の主役ではなかった新羅
第3章 本当は高麗がそそのかした元寇
第4章 本当は史実をほとんど反映していない韓流ドラマ
第5章 本当は身分差別を日本に輸出していた李氏朝鮮
第6章 本当はアメリカも望んでいた日韓併合
第7章 本当は誰も得しない日韓・日朝歴史論争
著者等紹介
八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年、滋賀県大津市に生まれる。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。フランスの国立行政学院(ENA)に留学し、大臣官房情報管理課長などを歴任。北西アジア課長として韓国との窓口も務める。現在は徳島文理大学大学院教授を務めるほか、作家、評論家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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