出版社内容情報
陶山昇平[スヤマショウヘイ]
著・文・その他
内容説明
「分断」の代名詞として今なお英国民にトラウマを残す混沌。王位をめぐる権力闘争の惨禍、希求される新たな「正義と秩序」
目次
序(薔薇たちの諍い;神罰としての薔薇戦争?;イングランド王権の「十五世紀の危機」)
前史(ランカスター朝の成立―血塗られた玉座;ヘンリー五世と百年戦争―栄光の幻影;内乱へ突き進むイングランド―ヘンリー六世の治世)
本史(第一次内乱―ランカスター朝の終焉(一四五九年~一四六一年)
エドワード四世の治世(前半)―癒えぬ傷跡(一四六一年~一四六九年)
第二次内乱―ヨーク派の分裂(一四六九年~一四七一年)
エドワード四世の治政(後半)―栄光と平安(一四七一年~一四八三年)
第三次内乱―白薔薇の復讐遂げし赤薔薇(一四八三年~一四八七年))
結 薔薇戦争とは何だったのか
著者等紹介
陶山昇平[スヤマショウヘイ]
1978年生まれ。福岡県太宰府市出身。東京大学法学部卒業。ロンドン大学(UCL)、オックスフォード大学修士課程(Msc)修了。現在、総務省課長補佐(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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