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まんがで読破
坊っちゃん

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  • サイズ 文庫判/ページ数 190p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784781614632
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0193

出版社内容情報



夏目漱石[ナツメソウセキ]
著・文・その他

Teamバンミカス[チームバンミカス]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たくろうそっくりおじさん・寺

59
御存知『まんがで読破』シリーズ。『坊っちゃん』がまだ入っていなかったとは意外だった。この話は大好きだ。私の子供時代にはバラエティ番組でパロディコントがあったり、日生アニメスペシャルで放映されたり、中村雅俊主演の映画を見たりと、テレビでもお馴染みの名作だった。読まなくとも何となく知っているのが古典名作の条件である。漫画とは言え20年振りの再読。やはり良い。私は坊っちゃんの気性が好きだ。負けてばかりの正義漢。それを愛する婆やの清は奇妙なのに共感できる不思議な人。江戸っ子坊っちゃんと会津人山嵐の佐幕コンビ。2016/08/22

糜竺(びじく)

41
昔、原作を読んだ事がありますが、ほとんど記憶に無くて、しかも、夏目漱石の文体が苦手で、特に面白かった覚えもなかったのですが、一回マンガ本で読んでみる事にしました。そうしたら、意外と面白かったです。破天荒な主人公の坊っちゃんが四国の松山に教師として赴任して、そこでドタバタ繰り広げる内容でした。色々と謎めいた策略的な事が起こり、原因は何なのかとか気になったりして、結構惹き込まれました。ただ、個人的には最後のオチというか解決方法が知的に成敗するという感じではないので、現代だったらまずいだろうなとは思いました。2018/04/10

おくてつ

7
久々のまんがで読破を読破するシリーズ。 坊っちゃんは中学か高校の時に読んだはずだけど、出だしのフレーズと、松山の学校で喧嘩して帰ってきたってことくらいしか覚えてないもんだ。後は清の愛か。松山の学校の先生も細かいエピソードなんて覚えてないな。登場人物の名前は覚えてるけど。2021/11/29

Hiroki Nishizumi

3
まんがで読破シリーズ、分かりやすくて良い!2019/07/13

カイトウ

3
いつ読んでも思う、ガキというのは今も昔も変わらんもんだなと。生意気で、人をからかわずには居られない、どうしようもない低レベルな輩たち。舞台が地元だから、尚更書いていることがわかるので恥ずかしく感じる。大人も大人でズル賢のが揃っていて見てられない。「不浄の地」と先生から断罪されても、なお作品を有り難がる後世の地元民を観ていたら嘆かわしい光景であるが、見方を変えて、馬鹿にされてもなお、寛容な気持ちで受け止めているとしたらどうだろう?複雑な現象を産む作品だ。2018/10/03

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