内容説明
本書は、各地を転々とする家族に生まれた引っ込み思案の男の子が、いかにして世の中の人々に対して、そして自分が愛するスポーツであるゴルフに対しても、自らの人生に責任を負うことは―あるいは責任を負わないこととは―何を意味するかを身をもって示してきた過程を、激しくも最後は心暖まるタッチで紹介している。著名なジャーナリストの作である本書は、体制に背を向けるゴルフの神童、ルールに従わぬが、それでいて勝利するプレーヤーであるジョン・デーリーの内面に鋭く切り込んだ1冊。
目次
スイング
丸パンボーイ
サラダの日々
ブライズヴィルへの道
限度を超えて
吉報
野人
凱旋
詳記
裁判
真実の愛
春〔ほか〕