タイポさんぽ台湾をゆく―路上の文字観察

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タイポさんぽ台湾をゆく―路上の文字観察

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784416616802
  • NDC分類 727.8
  • Cコード C0070

出版社内容情報

台湾の街角に息づく独自の創意溢れる漢字看板を図版で多数紹介。その見所や背景をユーモアを交えて考察する。昭和期の商店や商品のロゴ,手描きの看板などを独自の視点で紹介し、手描き文字デザイン再評価のターニングポイントとなった名著「タイポさんぽ」が舞台を台湾に移し、あっとおどろく漢字看板の世界を追いかける。

日本の看板は比較的自由に変形ができるひらがなやカタカナを中心にデザインされてきた。

しかし、漢字しかない中国圏では日本人には思いもよらない、独創性あふれる漢字看板が発展している。

本書は古くからの伝統と近代文化が入り交じる台湾の街角で見つけた楽しくも珍しい漢字看板を渉猟する。

アルファベットや横文字をカッコイイものとしてきた戦後デザイン文化を乗り越え、「漢字」とそのデザインの可能性に改めて目を向ける挑戦的企画。

読んで楽しく、見てためになる漢字の世界を旅しよう。

藤本 健太郎[フジモト ケンタロウ]
藤本 健太郎:1973年北海道帯広生まれ。デザイン学校在学中の1993年に「Nendo Graphixxx」を結成。同校卒業後、インディーズTシャツブランド展開などの活動をしつつ、アートディレクター/デザイナーとして活動。2003年からフリーランス。2011年、北海道帯広に居を移し、デザインで地元に貢献すべく模索を開始。

内容説明

陋巷に息づく漢字の生命力。仮名なき世界の驚異のデザイン。タイポグラフィの新しい可能性を予見する台湾で見つけたスゴい文字たち!台湾文字事情コラムも充実。

目次

到着一撃目
「排」はおいしい字なのです
ノリでイケそなパラレルワールド
外から見る異国情緒
珈琲と〓〓(コーヒー)の違いの分からない男
当て字翻訳ロゴ名人芸
日臺洗剤浪漫
丸ゴシック・サイバーパンク
ステンシルの聖地
台湾マンションタイポトレンド〔ほか〕

著者等紹介

藤本健太郎[フジモトケンタロウ]
1973年北海道帯広生まれ。デザイン学校在学中の1993年に“Nendo Graphixxx”を結成。卒業後、インディーズTシャツブランド展開をはじめとする活動を行うかたわら、制作会社にてアートディレクター/デザイナーとして勤務。2003年からフリーランス。2011年から北海道帯広に居を移し、デザインで地元に貢献すべく模索を開始

柯志杰[カシケツ]
書体研究者、本職はプログラマー。街文字などで盛り上がるFacebookグループ「字〓(かい)」の管理者。台北の活字鋳造所「日星鋳字行」にてボランティアとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

40
台湾好きなので読んでみたのですが、広告看板には興味津々になったものの、タイポそのものには興味が持てず終いで読了。ただ夜市の写真には引き込まれて直ぐにでも行きたくなりました。2017/09/18

ちんれん

8
よくこんな面白い細かい変な看板に気付いて、写真を撮れたと感心する内容。台湾の自由さ、繁体字の漢字の面白さが混じって吸い込まれる。台湾行きたいわ。中国、韓国でも同様の企画を考えて欲しいw2016/07/16

hisaos

2
「タイポさんぽ」を知っている人なら冒頭にある通り本当に「タイポさんぽ台湾をゆく」で分かってしまう。収録されているタイポたちは中華文化圏らしい赤々、太太とした力強いものが多い。台北にはいったことがあるが、この本に収録されている台南のタイポを訪ねてそちらを訪れてみたくなった。2016/06/13

cloud9

0
先月台湾に行く前に読まなくてよかった。とても面白くて、これ読んでたら街歩きが全然進まなくなったかも。ただでさえ、看板系の写真が多くなってきてるのに。2020/01/12

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