出版社内容情報
震災対策研究会[シンサイタイサクケンキュウカイ]
編集
国崎信江[クニサキノブエ]
監修
内容説明
今すぐ大地震が起きたとしても、不思議ではない日本列島―。本書は、そんな大地震にどう備え、どう対処したらいいのかを、イラストと図解でわかりやすく解説。ちょっとした知恵が、あなたを救う!!
目次
1 大地震だッ!
2 大震災に備える
3 津波や火山噴火にも備える
4 被災したあとの生活を考える
5 日本は地震活動期に入った!
巻末付録
著者等紹介
国崎信江[クニザキノブエ]
横浜市生まれ。危機管理アドバイザー。危機管理教育研究所代表。女性として、生活者の視点で防災・防犯・事故防止対策を提唱している。地震調査研究推進本部政策委員会、防災科学技術委員会、消防審議会などの国や自治体の防災関連の委員を務める。現在は講演活動を中心にテレビや新聞などのメディアに情報提供を行なっているほか、被災地での支援活動を発生直後から継続して行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
G-dark
11
トイレや浴室にいる時に地震がきたらドア枠が歪んで閉じ込められないようにドアを開けて逃げ道を作る。エレベーター内で地震が起きたら、全ての階のボタンを押し、止まったところで降り、階段で避難。飲み水が尽きて川の水や井戸水を飲まないといけない場合、出来れば浄水器で濾過し、浄水器が無ければキッチンペーパーやコーヒーフィルターで水を濾過して煮沸して飲む。食器にサランラップを巻き、食べ終わったらサランラップを捨てて、水を節約。レジ袋は三角巾代わりになり、ハンカチやサランラップは包帯代わりになる。…など勉強になりました。2017/04/26
しげ
9
無駄のないシンプルな内容だったため、頭に入りやすかったです。部屋の出入り口付近にモノを置いていると、脱出の妨げになることを知りました。よけいなモノを置かないように気をつけたいです。寝室にはスニーカーと長袖のパーカーを常に用意しておこう。2013/07/12
kiyoboo
6
保存版と書かれているが、中身が薄っぺらい。自身の過去の出版物から引っ張ってきた内容や実体験が伴わない事例が多い。小用なら男性は空いたペットボトルで済ませろというくだりは無責任すぎて笑った。イラストがあたたかいタッチで描かれていたのが救い。2022/11/03
もとたけ
4
浄水器がない場合はコーヒーのフィルターを使って濾過して煮沸。これは意外。こういうのは1冊に1アイデア程度しか発掘できない。まとめた本でも出来てくれないかな、と淡い期待。風評被害が原因で一時的に富士山噴火の可能性すら言及できない時期があったとは。火山は炭酸のペットボトルで地震はそれを振る行為。火山ガスが圧力を高めるんだとか。わかりやすすぎるたとえ。地震によって津波・液状化・土砂崩れ・噴火へ派生する可能性にも言及。災害は必ず起こる。これからは減災への行動を。2021/05/15
もも
3
イラスト付きでわかりやすく、詳細でありながら簡潔!図書館で借りてきたものだったが、購入してわが家に一冊備えておいてもいいかと思いました。2014/10/06