内容説明
夜といわず、昼といわずトイレに何回も行かなくてはならない、尿意を感じると我慢ができない、尿がなかなか出ない…、これは、QOL、生活の質という面から考えても、非常にやっかいで不便なことです。最近では、前立腺疾病の原因解明が進むにつれて、原因療法としての新薬も開発されてきています。しかし、症状を完全に治したいと思うなら、経尿道的前立腺全切除術(TUTRP)をお勧めします。この手術を完璧に行えれば、症状が改善されるのはもちろんのこと、遅くとも手術の翌日には退院できるからです。
目次
第1章 前立腺とはなんだろう
第2章 前立腺肥大症の症状と治療法
第3章 前立腺疾病の手術療法TUTRP
第4章 前立腺ガンの最新治療
第5章 前立腺のいろいろな病気
第6章 前立腺疾病の日常のセルフケア
第7章 手術を受けた患者さんからのメッセージ
著者等紹介
細井康男[ホソイヤスオ]
新都心クリニック院長、医学博士。昭和38年新潟大学医学部卒業。昭和39年東京大学医学部泌尿器科学教室助手を経て、昭和46年都立大塚病院泌尿器科医長、帝京大学医学部講師。昭和54年医療法人財団明理会大和病院副院長、平成8年正明会山田記念病院前立腺センター所長を経て、2002年新都心クリニック東京前立腺センター医院長。現在半蔵門病院顧問、赤坂見附前田病院顧問
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。